見出し画像

田舎から来た若者。

やぁ、いらっしゃい。いつも元気だね、そうでもないって?

冒頭の出足が好調な場合は最後まで走り抜ける。
ここで詰まると苦戦する訳。

今日なんて、途中から猫さん触り始めて時間食っちゃったよ。
こうなったら猫さんで乗り切ってやる。何回かやったかなこのパターン。笑

地域格差。


上京。という言葉がある。

地方で育った若い人たちが地元で働くことを諦め、人が集まる都会に仕事を求めて移住してくる感じだね。

地域にもよるんだろうけど、仕事ってそこまで地方にはないのかな。
今ではネットもあるし、流通だって日本中で行き渡っている。

ちょっと前だと、光回線が郊外に提供されていないなどもあったが、今なら代替出来るネット回線もあるし、そもそもスマホでもある程度の網羅されている。

実労働となると工場の支店などや、地元のお店的なものになってくるが限られた求人がある程度。

--------------------
ただ、職種が限定的。

都会なら仕事の種類も豊富だし、同じような業種でも数多く企業だってある。選択肢の幅がまるで違うんだ。

あとは経済規模。
これはもう人の数が基本軸になってくるから、都会の方が有利にはなってくるね。

仕事がない訳じゃない。ただ選べる方を選びたい。
そうやって田舎から若者が出てくる事を止める術はない。

今回はそんな地方出身のお話だよ。

地方ぐらし。


K氏は最近知り合った地方出身の若者。

地元の高校を出て、精肉屋で3年の労働。
朝から夜遅くまで仕事をし、それなりの給料。

2年目にはある程度肉をさばく業務にも携わることで、徐々に任される業務も多くなってきた頃だった。

地元ではあまり人も多くなく、3年経っても新人は自分。

--------------------
毎日同じような業務を続けていく内に気付く。
僕はもしかしてずっとこのままなのだろうか。と。

そう考えだしたのが3年目。
地元で小さくまとまった精肉屋は顧客層が決まっており、売上も大きな変動はなく、よく言えば安定。悪く言えば平凡。

まだまだ若いK氏にはそれが耐えられない。
いつしか上京を夢見るようになる。

不動産に憧れる。


K氏と出会ったのは、この夏。

最近記事にあげたO氏の企画したイベントに参加していた。
馴染みきれずにハミっていた所、話すことがきっかけだった。

慣れれば結構話せる人物だが、それまでが厄介さ。

緊張しているのか、挙動不審なのか。
あれこれ早口になってしまう。まずは落ち着けと。

少し慣れてくれば、色々と話してくれた。
地方出身、田舎の精肉屋勤め等々。先程の内容の詳しい所だね。

--------------------
上京のきっかけになったのは、知り合いの不動産業を行っている人物の影響が大きい。

あるよね。成金的なイメージで、羽振り良さそうにスーツ来て外車はべらせてる感じ。ちょっと古い感じかな?

ただ、その古いイメージは地方でくすぶっていたK氏には新鮮だった。
僕も都会へ出て、不動産の仕事に就く・・・と。

勧められるままに。


仕事場に近いになら、条件はあまりない。

ということで、精肉屋を辞めてすぐにK氏は上京する。
住まいなど全然決まっていない。

その為、影響を受けた知り合いを頼り、物件を紹介してもらう。

この辺りが良いんじゃないか。
と勧められた物件ですぐに決定。

1人暮らし1K10万円弱。
まぁ、相場っちゃ相場なのかもしれない。

--------------------
が、身一つの上京ならもう少し抑えたほうが良かったね。

と一言伝えたくもなったが、右も左も分からないK氏にはそれなりのところに住むステータスは必須という印象もあったのかもしれない。

知り合った時点で過去の話だ。言っても仕方ない。

正直、固定費にはシビアでいた方が、色んなシーンで助かるケースもある。
全部勉強だね。

上京後は紹介された不動産屋にフルコミ要因として登用。
夜はアルバイトも兼任し、生活費を捻出。

元の紹介主とはこの時点で疎遠になっていた。

実績を追う。


とはいうものの、地方出身。肉は切れても学ナシ経験ナシ。

フルコミとはいうものの、ある程度のイロハは紹介先の担当に教えてもらうことが出来た。

幸い頼りないK氏も、真面目で吸収は早い。

不動産の基本、マンション賃貸も自身の経験を活かし、お客さんの必要な条件に見合うものを検索し、内見立ち合いもする。

--------------------
胡散臭い業者も多い不動産業、「せんみつ」なんて言葉もある。
素直なままでは難しい。それでも愚直に問い合わせに対応し実績を積んでいく。

約2年経ったのが今ということ。
当初の紹介者とは会うこともなく、結局何者だったのかは私もよく分からないまま。

耐える時期を経験し、それなりに業界を知ることも出来たK氏。
年に1回は50万を超える手取りがあることも。

--------------------
話していると凄い不安な感じしかない気持ちになるけど、人間なんとかやっていけば適応出来るもんだね。

宅建試験は毎年10月に行われる。
私も一回で合格出来たんだけど、オールYouTube。その方法をそのまま教えて日々勉強に勤しんでいることだろう。

この記事を出す頃にはもう過ぎてるね。
うまくいけばいいけどね。この世界、資格があるとないとじゃ大違いだよ。

これから。


何だかんだ、K氏は地元から上京してよかったと言っている。

何でも伝えたことを素直に受けとってしまうので、少々心配なところもある。変なものでも勧めたら買っちゃうんじゃないかな・・・。

決断は自分でしていって、成功も失敗もしてみたら良いとは思う。
けど、明らかにする必要のない失敗はしなくてもいいよ。

--------------------
その判断基準として、相談してくれる分には良いんじゃないなと思う。
結構連絡してくれるし、今後の成長に期待したいところだね。

こんなご時世、若い人たちの成長は将来的な財産になることだってある。

その分、我々もしっかり伝えられるものを備えていかないといけない。
この世はギブアンドテイクだね。

頑張れ、若者。

--------------------
ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

良かったら気軽にスキ・フォロー・コメントを残していってくれると更に喜びます。感謝感謝。

それでは、また。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【公式】クロサキナオ note
メンバーシップを運営しています。月500円。

noteを『楽しく、続ける』をテーマに徐々に拡大中。
毎月10~20本のメンバーさん限定記事発信。

収益化までの過程なども公開していきます。
note始めたての人も、行き詰まってる人も、私やメンバーさんと繋がってより楽しく実践的なnoteライフを作り上げていけると嬉しいな。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【kindle】『イタい目にあってたどり着く①』(続刊中)

始めてクロサキナオを知ってくれた人、今まで見てくれていた人。
noteにたどり着いた私の原点を記載した電子書籍を販売しています。

kindle unlimited対応で読み放題。購入は380円。
私のことをより知って、あなたの充実したnoteライフを作り上げるお手伝いになれば嬉しいよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?