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相互フォローとはこうあるべき話。

やぁ、お疲れ様。いつも来てくれて嬉しいよ、ありがとう。

打ち合わせでカフェとかを利用すると、会計で困る時がある。
大体サッと払ってくれる人が多い気がするんだよね。

そんな気を使わなくても、というものの8割方ごちそうになる。
何年も経って、最近は素直に好意を受け取れるようになった。

まぁ、これも成長かもしんないね。

レンタカー業界。


若者を中心に「所有」から「シェア」への意識変化が起きている。
それによって、レンタカー業界には追い風となり、業界自体が成長傾向があるそうな。

2020年度で市場規模は約6,700億円と推測される。

訪日外国人が今後多くなってくることでの増加も業界的にはプラスに働くと考えられているそうな。

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とある統計によると外国人のレンタカー運転による事故率は、日本人運転手の4倍以上という結果。

人が乗っている車との衝突事故となれば相手方の乗用車だって破損する。
そこがまた新たなビジネスに繋がっていく。

今回はそんなレンタカービジネス業界のお話だよ。

ビジネスウーマン。


H氏はレンタカー企業で働く女性。
シングルマザーとして、配車業務を日々頑張っている。

ただ、配車はメインというよりアシスト。
最近では積極的に外交業務に携わることが多いそう。

屈託のない笑顔で、とても人当たりが良いH氏は色んなところに顔が利くことで割と名前が通っている。そして評判。

H氏のビジネスは以前記事にした、中古車販売業をしているY氏が大きく関連している。

レンタカー屋さんと、車屋さん。

似て非なる業種ではあるが、実は相性が良かったりもする。
ただ、この関係性が甘いと成立しないところもある為、基本的には外交能力は高いほど良いとされる。

車屋さんのY氏には時々、中古車を欲しいという人を紹介するんだけど、
一例でレクサスNX。5万km走行。予算250万円。

こういったざっくりとした条件を設定してもらう。

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その条件に近い車個体がオークションで紹介された時、マッチすれば予算内で入札にかかる。弾数が多い車種であればそれだけチャンスが巡ってくる。

結局のところ、初めましてのやりとりからローン誘致。部分整備や引き渡しなどをしていると、10%程度の利益しか残らないなんてことはよくある話。

正味、技術で稼げる修理などのほうが利益率が良いとされる。

連携作業。


話に元に戻そう。

そうそう、車が走っているとやっぱし全国どこかしらで事故って起きるもんなんだよね。

その時、車の修理が出来る工場は重宝される。これは分かるよね。
車屋Y氏は、車検板金も対応可能な工場を保有している為、こういった事故案件はありがたい。

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修理も保険で対応出来るものが多くなるため、とりっぱぐれもない訳で。

最近、よく車の事故車や保険利用などで大きなニュースが取り上げられているが、もちろんそんな悪質性がある話ではないよ。一応ね。

自分の車が事故で入院しちゃうと、代車が必要になるよね。

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車の任意保険には「レンタカー特約」というものが含まれていることがあり、このレンタカー代金も保険で賄うことが出来るという。

1日あたり5,000円~10,000円を上限として実費が補償される特約で、1週間とかになるとまずまず利益を生む。

Y氏手持ちの車であれば、そのまま利益になるが如何せん弾数にも制限があったりする訳で、こういう場合がレンタカーウーマンH氏の出番となる。

代車業務。


H氏の業務のメインとも言える部分は、この車屋向けの代車手配となる。

レンタカー屋ということで、倉庫には大量の車両を抱えており、基本的には数日利用のお客さんに貸すことを目的としている。

ただ、いつもお客さんが借りてくれるというものでもなく、やはり大手のレンタカー屋と競り合って取れるかどうかのビジネスのため、寝かせてしまっている車両だって少なくはない。

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これらを寝かせず、全回転させていくには事故代車が一番、合理的。

数あるレンタカーの中で、優先的に声をかけられる関係性が築いていくことこそが、H氏の一番利益を生み出す領域という話。

実際、Y氏のような小規模な車屋さんの多くと交流があるそうで、コロナ禍で厳しいと言われるレンタカー業界でも生き抜いた実力者。

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マイカー所有から、カーシェアリングサービスに需要が移行していたとしても実際、渋滞は今も各地で発生している訳。

そうなると必然的に事故も起きるし、朝のテレビでもえっぐい事故映像だって毎日のように放送されてるよね。

今日なんて混雑した高速をダッシュしてるバカいたよ…、事故ったらどうするつもりなんだろ。汗

車産業自体は少し先行きが怪しいと言われるなかで、既存で引かれた後のレール上にあるビジネスはまだまだ健在と言えそうだね。

自動車損害保険。


H氏は別で、損保営業マンとも懇意にしている。

実際、車で事故を起こした時に真っ先に連絡をするのは加盟している損保会社か、担当の営業マンとなる。

営業マンの場合であれば、加入時の保険内容だって熟知している人が多いし、保険加入時にこの状況を想定してレンタカー特約を提案に入れる者だって出てくる。

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保険営業マンから代車を依頼されるH氏は、宛てがない場合には車両の整備工場を逆提案する。その内の一社にY氏がいるという寸法だね。

Y氏からH氏に一方通行の依頼かと思いきや依頼することもあれば、H氏からY氏に紹介を出すことだってよくある話。

この動きが手堅く、事故った当事者は速やかな対応に感謝する人が大半となる為、結果的に保険の更新や、車両乗り換え時の継続も取れる。紹介も来る。

何だよ上手くやってんじゃん、私にも案件紹介してよと言いたい。と思いつつ記事ネタにはさせてもらう。

これから。


Y氏、H氏、保険営業マン、彼らもまた人間ということで懇意にしている相手には役に立ちたいと思って仕事をする。

事故という因果から始まるが、そこには血の通った商売がある。

いろんな職種の人間が個々に顧客を持っており、状況に応じて連携する。

事故という有事の際にこそ、仕事が生まれる人たちなので、平穏無事な時間のやり取りに興味が尽きない。

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商売は自分で客が取れて一人前。
なんて言われる時代もあったけど、他馬力もSNSも推奨される世の中。

大きな企業だけが勝つという図式ばかりではなく、小規模でもうまく連携して立ち回ることで相互に利益を出し合っている。救われる顧客もいる。

ビジネスに携わる身としては、参考にさせていただく好事例の1つだね。

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ここまで見てくれてありがとう。

楽しんでもらえたら最高です。
いつも来てくれることの感謝を禁じえない今日この頃。

良かったら気軽にスキ・フォロー・コメントを残していってくれると更に喜びます。感謝感謝。

それでは、また。

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