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働きやすい環境

先日、ある先輩にセカンドキャリアについての考え方を相談していた時、「今自分は部下育成に注力していて、部下のために何ができるかということが働きがいの一つである」と説明した。

先輩は「その部下に『独立するから俺と一緒にこの会社を辞めてついてきてくれるかと』質問してみて、『ついていきます!』と言う部下はいると思うか?」と質問された。おそらく誰も僕と一緒に独立しようなどとは思わないだろう。

先輩曰く、「組織の部下育成なんていうのはそんなもの。もっと自分自身のことを中心に考えればいい。あなたがその組織を去っても、その部下達はまた新しい上司についていくだけ」という風に諭された。

一理ある。

そして、自分なりに理解しようと、例え話を考えた。今自分は「気持ちの良い温泉に入っている」という例え話。

部下に慕われ、組織に認められ、仕事がそこそこ順調であることは、サラリーマンにとっては非常に心地の良いこと。つまり気持ちの良い温泉に入っているのと似ている。

「部下育成」や「組織での良好な人間関係」は、温泉での「良質な水質」「適度な温度」「素敵な景色」と似ているような気がする。

今、自分は働きやすい環境で仕事ができている。セカンドキャリアを考えるべきタイミングではあるが、もう少しこの環境を楽しんで、やっぱり部下のために組織貢献を考えてもいいのかな、とぼんやり思いました。

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