けんこう。

長年銀行員/娘2人/良質で適切なインプット/ゴルフとテニスと音楽と/思いついたら即行動…

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長年銀行員/娘2人/良質で適切なインプット/ゴルフとテニスと音楽と/思いついたら即行動/全員野球+全力投球/笑う門には福来る

最近の記事

Connecting The Dots

スティーブ・ジョブズのスピーチの中に出てくる有名な言葉。スピーチの内容とはリンクしないが、Linkedinで発信をしていると、この言葉が頭をよぎる。 自分の発信は、職場や私生活の中でふと思ったことを徒然に投稿し、それが仕事に活きたり、自分の人生に活きたりしたらいいなと漠然と思っている。 テーマや話題は雑多なもので、取り留めのない発信だが、自分の発信を読み返してみると自分なりの「思い」が見えてくる気がする。 三大幸福論の1つを書いたアランは「プロポ」というフランス語で言う

    • 幸福感のスイッチ

      数年前まで自分は他人の趣味に対して優劣をつけていた。例えば、クラシック音楽や歌舞伎を見聞きする趣味は高尚な趣味。AKBの追っかけや韓流ドラマの聖地巡礼とかで韓国に行くなどはイマイチの趣味。 しかし、幸福感の正体が「脳内物質の分泌」であるということに気がついてからは、この趣味に対して優劣をつけることをやめた。 どんな趣味嗜好であろうと、どんな手段であろうと、幸福感に繋がる脳内物質を分泌させた方が勝ちなのだ。 そして、幸福感に繋がる脳内物質が分泌されればされるほど、体は健康

      • 部下へのアドバイス

        50人以上の部下と一緒に仕事をしている。その中にはこれから1人前の銀行員になる担当者もいれば、20代後半という若さで、組織の中でその才能を遺憾なく発揮する若者もいる。 仕事に真摯に向き合い、努力を惜しまず、周りに気を配り、明るく元気にチームを盛り上げる担当者。一緒に仕事をしていて楽しい部下。 さらにここ10年で1人、明らかに自分より優れた能力を持つ20代の部下がいた。その部下は私と食事をしたり、飲みに行ったりすることを積極的に行い、自分が思っていることを私にぶつけてきた。

        • 情報の取捨選択

          私は極端な高所恐怖症。高層ビルはもちろん、歩道橋を渡る時も下を見ることが出来ない。高所から下を覗くと吸い込まれるような気がして、変な話だが股間がキュンとする。高所に行ってドキドキしたり、長い階段を見たりするとげんなりするように、人間は目や耳に入った情報が直接体調に影響を与える。 あらゆる情報に簡単にアクセス出来る今日、目や耳から入ってくる情報をコントロールし、いたずらに不安を煽るような情報から、自分を遠ざけることがとても大切であると感じている。 例えば、コロナ感染者数を毎

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          思いを馳せること

          「思いを馳せること」とは、感性豊かに生きるということの一側面ではあると思う。例えば博物館に行って、剥製や化石を見る。化石だけを見ても何百万年前のその当時の事実ははっきりとはわからない。創造力を発揮して、その化石が生きていた頃の、恐竜やその当時の動物植物を頭の中で想像し、どんな時代だったかを思いを馳せる。 全ての生物が一つの単細胞のを共通の祖先としているということが本当にロマンチックだと感じる。DNAのコピーミスが何十億年もかけ、その連続の中で奇跡と奇跡が重なって今の生物が誕

          思いを馳せること

          真に練習すること

          趣味のギターの練習方法についてのアドバイスを、ミュージシャンの方に頂きました。 『私が思う練習手順は、 1. 曲を覚える。 2. 自分のパートを覚える。 3. 自分のパートをつっかえずに一曲弾きとおす。 4. メトロノームに合わせて弾く。 5. 録音する。 6. 時間を空けて第三者の耳で聴く。 大体の人は3の段階で「弾けた〜」という気分になりますが1〜3までは準備段階で4〜6が練習です。 6を聴いてイラッとするならバンドを組んだらメンバーが、ライブをやったら客がイラッと

          真に練習すること

          体に電気が走った瞬間

          3ヶ月悩んでMartin ooo-28を思い切って購入したのですが、それまで30本以上のアコースティックギターを試奏しました。試奏の目線は「弾きやすさ」と「値段」でした。 音楽素人の自分には高級ギターの音など理解できないはずだから、まずは弾きやすさが優先。それに、始めたばっかりだから車で言えば「フィット」から「マークⅡ」が妥当、と思っていました。 しかし、試奏を重ねるうちに、アコースティックギターの「鳴り」が少しずつわかってきて、ある一定の価格帯を超えると完全に楽器として

          体に電気が走った瞬間

          趣味のギター

          私はこの年末に大きな買い物をしました。アコースティックギターMartin社「ooo-28 CTM」です。かなり高額な買い物で、人生で一番高い趣味の買い物になりました。 3ヶ月ほど何を買おうか迷った挙句の、高価なギターの購入になったのですが、そもそも私はギターを本格的に始めて1年経っていません。 例えるならば、ホンダのフィットに乗っていた人が、いきなりメルセデスベンツの中級クラスに乗り換えるようなもの。 しかし、一流の楽器で練習すると、美しい音色が体を包み、部屋がとても心

          趣味のギター

          水面まで泳ぎきること

          銀行の仕事は覚えることが多く一人前になるまで非常に時間がかかる。取得しなければならない知識や資格が多く、途中で挫折するものも多い。 しかし、知識を習得し、資格を揃え、全ての準備が整った後に銀行でできる仕事は、他の業種に比してその幅は広い。銀行の仕事こそ最も面白いと言えるかもしれない。 しかし、その面白い仕事を経験出来るのは、限られた人だけ。その他の多くは、そこに行きつくことが出来ない。 例えるならば、入社した時が水深100メートルだとしよう。水深100メートルから新入社

          水面まで泳ぎきること

          45歳すぎたら考えるべきこと~自省録抜粋~

          『単純な、善良な、純粋な、品位のある、飾り気のない人間。正義の友であり、神を敬い、好意にみち、愛情に富み、自己の義務を雄々しくおこなう人間。そういう人間に自己を保て。哲学が君をつくりあげようとしたその通りの人間であり続けるように努力せよ。神々を畏れ、人を助けよ。人生は短い。地上生活の唯一の収穫は、敬虔な態度と社会を益する行動である。』 『肉体もまたがっしりかまえているべきであって、動作においても姿勢においても歪められていてはならない。なぜならば心が顔にある作用をおよぼして、

          45歳すぎたら考えるべきこと~自省録抜粋~

          仕事始めにあたって

          2023年もきっと激動の年となるに違いない。もしかすると今年で銀行員を卒業する可能性も高い。2021年から準備を開始してきたセカンドキャリアへの心構え。その準備の最終章の初日ということか。 決断は「あくまでスタート地点にしかすぎない」という思考が大切だ。仮でもいいから、まずは方向だけでも決める。そこから、走りながらさらに考える。もし間違っていたことがわかったら、その時点で修正すればいい。 場合によっては、そもそもの最初の決断を変更し、別のまったく新しい方針を立て直してもい

          仕事始めにあたって

          2023年の抱負

          2022年の年始の投稿を読み返すと、かなり頭でっかちに感じる。至極真面目に原稿を書いたのは間違いないが、今年はもう少しシンプルに生きたいです。 ・健康に留意する(睡眠・運動・食事) ・SNSでの出会いに積極に取組む ・目の前の仕事に真摯に取組む ・趣味を充実させる(ギター・ゴルフ・テニス) この4点かな、と 口角をあげて元気に挨拶。 今日も一日よろしくお願いします。 ■以下は2022年の年始の投稿 2020年12月より本格的にセカンドキャリアを意識した活動を開始。当

          2023年の抱負

          喜怒哀楽の総量

          人間の一生は1日として同じことが起こることはなく、その生涯はすべて偶然である。今、運に恵まれているからといって、それが一生続くとは限らない。なので、その人が幸せだったかどうかは、その終わり方を見るまでわからない。 だからこそ、人間死ぬまでは、「幸運な人」とは呼んでも、「幸福な人」と呼ぶのは差し控えなければならない、と。 ヘロドトス「歴史(幸福問答)」より やはり人生は、「喜楽」もあれば、「怒哀」もあったほうがいい。ゲラゲラ笑ったり、腹を立てて怒ったり、悲しんだり、喜んだり

          喜怒哀楽の総量

          TVニュース

          テレビを見なくなって久しいが、昼食時間だけ食堂のテレビを見る機会がある。 飯能で痛ましい事件が起こった。犯人は捕まり、どのような行為が行われたか細かくテレビのニュースで説明している。 このニュース内容は我々に必要なのだろうか。このニュースを見た被害者の家族はどう思うんだろうか。誰のニーズを満たしているのだろうか。 こういったニュースは可能な限り見ないように、自分の目耳に入れないように、2023年も適切にコントロールしていきたい。

          TVニュース

          ハイパフォーマーの特性

          私の部下に時短勤務にもかかわらず圧倒的な営業実績を上げる女性の担当者がいる。営業拠点がばらばらなので、実際彼女と会ったことがない若手担当者は、「どんな人だろう」「ブルドーザーみたいにパワフルな人なのか、切れ味鋭いナイフのような人なのか」色々想像しているそう。 私は何度か帯同営業しているのでよくわかっている。彼女はどちらかというと印象が薄く、ゆっくりと話す、おっとりとしたタイプの担当者なのである。 ハイパフォーマーである彼女の営業ノウハウを伝播しようと、インタビューしたり、

          ハイパフォーマーの特性

          働きやすい環境

          先日、ある先輩にセカンドキャリアについての考え方を相談していた時、「今自分は部下育成に注力していて、部下のために何ができるかということが働きがいの一つである」と説明した。 先輩は「その部下に『独立するから俺と一緒にこの会社を辞めてついてきてくれるかと』質問してみて、『ついていきます!』と言う部下はいると思うか?」と質問された。おそらく誰も僕と一緒に独立しようなどとは思わないだろう。 先輩曰く、「組織の部下育成なんていうのはそんなもの。もっと自分自身のことを中心に考えればい

          働きやすい環境