くるちゃん@食と栄養の学校

30代臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー。 薬では治らなかった慢性症状をきっかけに…

くるちゃん@食と栄養の学校

30代臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー。 薬では治らなかった慢性症状をきっかけに本格的に分子栄養学(予防医学)を学びました。おススメ調味料や調理器具、有機・自然栽培作物、安全な畜産物の選び方もお伝えします🥕美容・予防医学・腸内環境・体質改善に興味ある方の参考になれば幸いです

最近の記事

鵜呑みにしてはいけない血液検査の基準値とは

この記事では【ヘモグロビン】を例に書いてみました。 同じ数値であっても、血液検査によって貧血に該当したり、該当しなかったりすることがあります。 その理由の一つは採血結果に記載されている【基準値】が検査会社によって違うからです。 一般的に検査結果の基準値の一部は「正常者の平均値±2SD」で表されます。 この平均値の管理幅は統計学的には全測定値の95・4%をカバーする範囲であり、全体の95%に含まれていない人を「異常」とする考え方です。 例えばある検査会社のヘモグロビンの

    • 自己紹介

      【自己紹介】臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラーのくるちゃんです🙋‍♀️ ※臨床分子栄養医学研究会:東京都中央区にある京橋ウェルネスクリニック 院長の宮澤賢史医師が代表を務める分子栄養医学研究会(一般社団法人)。現役医師・歯科医・管理栄養士・認定カウンセラーなどが在籍。 (リンクの認定カウンセラー一覧は本名で記載されていますが当noteでは本名を出しておりません🙇‍♀️) 大学卒業後、銀行員として勤務していましたがストレスにより、慢性的な胃腸の不調が続き、受診するも

      • エストロゲンには炎症を抑える働きがあり、炎症があれば多く作られエストロゲン過剰となり、子宮内膜症等の原因になります。炎症とは肥満細胞/上咽頭炎/歯周病/脂肪肝など。またエストロゲンを代謝するのも肝臓なので脂肪肝やアルコールにより肝機能が落ちているとエストロゲン過剰になりやすいです

        • 子宮内膜症の要因の一つである内分泌撹乱物質として重金属・ダイオキシン・フタル酸エステルなどが確認されています。重金属の中でも特に気をつけたいのが鉛・カドミウム・アルミニウム・水銀です。厚労省は妊婦に対してマグロの摂取量制限を呼びかけており、大型回遊魚の摂取頻度にも気をつけたい。

        鵜呑みにしてはいけない血液検査の基準値とは

        • エストロゲンには炎症を抑える働きがあり、炎症があれば多く作られエストロゲン過剰となり、子宮内膜症等の原因になります。炎症とは肥満細胞/上咽頭炎/歯周病/脂肪肝など。またエストロゲンを代謝するのも肝臓なので脂肪肝やアルコールにより肝機能が落ちているとエストロゲン過剰になりやすいです

        • 子宮内膜症の要因の一つである内分泌撹乱物質として重金属・ダイオキシン・フタル酸エステルなどが確認されています。重金属の中でも特に気をつけたいのが鉛・カドミウム・アルミニウム・水銀です。厚労省は妊婦に対してマグロの摂取量制限を呼びかけており、大型回遊魚の摂取頻度にも気をつけたい。

          その有機野菜、肥料は大丈夫??🥬

          有機農産物は私も日頃から購入することが多いですが、少し詰めが甘かったようで反省しています😂 有機農産物は最近スーパーも取り扱いが増えてきました。 慣行栽培農産物より価格は高いけど、化学的な薬剤を使わず、栄養価も変わってくるし…と。 一消費者として農家さんに感謝しながら購入していました。 しかし土作りや肥料の内容も有機農産物選びの際に確認するべきだと… 最近知ったある事実があったので記事にしました。 まずは基本的なことから。 有機農産物とは? 農林水産省による有機J

          その有機野菜、肥料は大丈夫??🥬

          健康系情報を100%鵜呑みにするのは危険⚠️

          当note含む、健康系の情報は一つのサイト、一冊の本だけを読んで100%は鵜呑みにしない方が良いです←昔の実体験から これは本当に重要です。 例えば 「朝食を抜いて、一日二食の方が体に良い」という情報がよくあります。 血糖値に問題なく、一食抜いても血糖を維持できる人は問題ないですし、朝(午前中)をデットクスの時間としても良いと思います。 でも朝起きるのが苦手で、寝たはずなのに朝からしんどくて、夜になるにつれて、元気になり、逆に夜は起きていられる人→低血糖症の可能性があ

          健康系情報を100%鵜呑みにするのは危険⚠️

          顔のシミ増やしたくない人~🙋‍♀️💄

          チークを塗っている部分 「シミが増えたなー」 「シミが濃いなー」って思ったことないですか?? 栄養学な観点から考えても シミの原因は一つではないですが この記事では相関が強いとされている タール系色素についてまとめています。 【タール系色素とは】合成着色料とも呼ばれています。 日本で食品に使うことのできるタール系色素(合成着色料)は12種類ほど。 かき氷のシロップとかお菓子に使われてますよね。発色重視の商品とか。 しかし化粧品に至っては 80種類以上のタール系色素の

          顔のシミ増やしたくない人~🙋‍♀️💄

          🍌バナナの安全な食べ方🍌

          外国産の輸入柑橘類、果物には輸送中のカビが生えないように防カビ剤が散布されています。 【防カビ剤の種類】◉OPP(オルトフェニルフェノール) ◉TBZ(チアベンダゾール) ◉イマザリル ◉フルジオキソニル など これらの防カビ剤は以下の影響があると言われています。 ・発がん性 ・遺伝子損傷性 ・変異原性 ・染色体異常 など 具体的には ◉OPP→発がん性の疑い ◉TBZ→催奇形性の疑い ◉イマザリル→生殖能または胎児への悪影響の恐れ。肝臓や神経系への悪影響。 スー

          🍌バナナの安全な食べ方🍌

          牛乳の代わりに豆乳なら毎日飲んでO K?

          よく質問されるので、迷ってる方も多そうなので記事にしてみました😊 結論から言うと 豆乳も牛乳と同じく 嗜好品程度の位置付けで考えてください。 私も週に1〜2回豆腐(未発酵大豆)は食べるのでゼロではありません。 あとはたまーに豆乳スープとか🫕 植物性のタンパク源であり、栄養も豊富ですが、未発酵大豆(製品)に関しては デメリットを考慮し頻度を考えます。 牛乳、乳製品のカゼインフリーを始めると 代わりに豆乳を毎日の習慣にする人が 多いですが、日常的な摂取に注意した方が良い人が

          牛乳の代わりに豆乳なら毎日飲んでO K?

          ミネラルが不足すると具体的にどうなるの?

          他の記事の補足に使う記事なので 単なる箇条書きです😂 ●カルシウム不足 骨粗しょう症・肩こり・腰痛・歯が弱る・神経過敏・イライラ・情緒不安定 ●マグネシウム不足 動悸・不整脈などの循環器疾患・神経過敏・うつ病・筋力低下・集中できない・肌荒れ ●鉄不足 鉄欠乏性貧血・疲れやすい・頭痛・動悸・めまい・口内炎・食欲不振 ●亜鉛不足 免疫力低下・成長障害・貧血・味覚障害・疲れやすい・皮膚炎・肌荒れ・性機能の低下 ●銅不足 貧血・毛髪異常・免疫低下・成長障害・食欲不振・うつ

          ミネラルが不足すると具体的にどうなるの?

          免疫の要-腸内環境に良い味噌選びのコツ6選

          発酵食品が腸内環境に良いことはご存知だと思います。(SIBOなどで腹部膨満感が強い人は味噌に限らず発酵食品で膨満感に影響が出る場合あるので様子を見ながら) さっそく選び方をお伝えします😊 【味噌選びのコツ6選】 ●天然醸造とは 伝統的製法で仕込んでから約10ヶ月〜1年ほど熟成させるもの ●速醸とは 安価な原料(遺伝子組み換えの可能性あり)を使用して人工的に短い期間で作るもの 【生味噌】 この様に「生」と表示されていれば分かりやすいですが無い場合は 味噌のパッケージに

          免疫の要-腸内環境に良い味噌選びのコツ6選

          栄養療法は 既に症状がありそれを改善させるために行うのと、予防や健康増進のために行うのとでは、摂るべき栄養素の量も違うし、食事の際に気をつけるべき度合いも変わってきます💡当たり前な話ですが症状を改善させるためには大切なポイントです。

          栄養療法は 既に症状がありそれを改善させるために行うのと、予防や健康増進のために行うのとでは、摂るべき栄養素の量も違うし、食事の際に気をつけるべき度合いも変わってきます💡当たり前な話ですが症状を改善させるためには大切なポイントです。

          🦴骨粗鬆症予防簡単切り干し大根サラダ🦴

          カルシウムを摂取するポイントは生体利用性を考え摂取すること。 他のミネラルや栄養素とのバランスが大切です。特にカルシウム:マグネシウムの比率がポイント。 確かに牛乳にカルシウムは多く含まれていますが、それを人間の身体でうまく利用できるのかというと話は別です。(カルシウムの生体利用性を高める対策は別で投稿します) カルシウムを摂る場合は 血中カルシウム濃度が急激に上がる牛乳よりも、天日干しされたエビや小魚、緑黄色野菜や海藻が良いでしょう。(こちらも別途投稿) 【カルシウム

          🦴骨粗鬆症予防簡単切り干し大根サラダ🦴

          有名な話ですが カルシウムサプリメント単独で摂り続けると心臓発作リスクが上がると言われています。カルシウムを体内に引き込むにはマグネシウムが重要。骨を強くしたい場合、極端なカルシウム不足が無ければ、マグネシウムやビタミンD3+K2の組み合わせが骨密度を高める、と言われています🦴

          有名な話ですが カルシウムサプリメント単独で摂り続けると心臓発作リスクが上がると言われています。カルシウムを体内に引き込むにはマグネシウムが重要。骨を強くしたい場合、極端なカルシウム不足が無ければ、マグネシウムやビタミンD3+K2の組み合わせが骨密度を高める、と言われています🦴

          お菓子や加工食品に使用されている「植物油脂」の正体は?

          この記事では 「アブラヤシからとれるパーム油はなぜ発がん性物質として健康被害が疑われているのか?」 に触れていきたいと思います。 ◉ココナッツオイルはココヤシの実から取れる油のこと ◉パーム油はアブラヤシからとれる油のこと この2つは全く別物!! ココヤシからとれるココナッツオイルは酸化に強いため、炒め物など料理やおやつ作りに使用しています。また腸内環境に良い等メリットがたくさんあり常用していています✨今回は詳細は省きます。 本題 アブラヤシからとれるパーム油ですが

          お菓子や加工食品に使用されている「植物油脂」の正体は?

          コラーゲンサプリメントは腎臓結石の原因となるシュウ酸を含むものも多いみたい。せっかく身体のために毎日摂るならシュウ酸を含んでいないか確認したい📝

          コラーゲンサプリメントは腎臓結石の原因となるシュウ酸を含むものも多いみたい。せっかく身体のために毎日摂るならシュウ酸を含んでいないか確認したい📝