殻に閉じこもるな

「雑草ってさ、処理するのすごく面倒くさいけど、その面倒くさいと思った分だけ、すごいなぁと思うのよね。力強いなぁって。面倒くさいのに、雑草みたいに生きたい。なんて思ってきちゃうんだから。おもしろいよね。」

今日、職場に行ってきました。
その時いろいろ話を聞いてもらってる時に部長がおっしゃっていた言葉です。

なんでこんな話になったのかは全く覚えてないのだけれど、すごくすごく、印象に残ったんです。

【雑草の生命力はすごい。】
みたいな感じの言葉だったり名言だったり、結構たくさんあると思うんですけど、
部長が仰ったその言葉には、温かさと優しさと、乗り越えなきゃ行けない壁があるなら、一緒に頑張ろう。

そんな風に聞こえたんです。

雑草だって最初からあちこちに生まれることができる生命力はなかったんじゃないかなと思うんです。
頑張って、頑張って。試行錯誤して、進化して。
それであんな力強い生命力を手に入れたのかな、と。

今では疎まれる雑草ですが、
部長の仰った、雑草のように生きたい。
すごく私の身体に、「ストン」と入ってきたんです。

自分の生きる力、生きて行く力を自分自身が信じてあげなくて、誰が信じるんだ。
「自信」は、必ずしも後から付いて来るものなのか。
最初に、「私はできる。生きていく強さがある。」
そう、自分に言い聞かせるように自信を持つのもまたひとつなんじゃないか。

そんなことを考えました。

1人でああだこうだと考えてるとろくなこと考えないけど、少し勇気を出して一歩踏み出してみて、ちがう環境に身を置いたり、普段話さないような人と話したりするのは、
もし悩み事があったとしたら解決する糸口になるかもしれないし、
何より、心が軽くなります。奥行きを、感じます。

#日記 #エッセイ #コラム #被写体 #言葉

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