こころ、弱さと強さのはなし。

自分を傷つけることの弱さ。
自分を許してあげることの強さ。

自分を傷つけるのなんてとても簡単で。
しかもその時には痛みも何も感じないの。

だけど、自分を許してあげるのって、
すごく、すごくすごくすごく、心が痛いの。
こんな自分を認めて、許してしまっていいのか。消えてしまえばいい。ズタズタに切り裂いて仕舞えばいい。そういう思考に走ってしまうの。
だけどそれは逃げているだけだと気づく。

気づくのが、自分を傷つける前ならいいんだけど、大抵傷つけてしまった後に気がつくんだよね。

なんてことをしてしまったんだろう、なんて弱い人間なんだろう。

またそこで最初に戻る。その繰り返し。
だけどどこかで気がつかなきゃいけない。

私のしていることは誰かのためになるのか?

例えば誰かに迷惑をかけてしまってそういう思考に陥ったとして。自分を傷つける行為をして、果たしてその誰かは、「よくぞ自分で自分を傷つけてくれた!それなら許してやるよ!」

果たしてなるのだろうか。答えは否。
だと私は思うのです。
(なんか、ヤクザ系の映画でそういうシーンあったからなんとも言えないけど…笑)

だったら、辛くても、苦しくても、心が痛くても。その時の自分を許して次の自分に私は何をしてあげられるのか。そんなことを考えた方がよっぽど迷惑をかけてしまった誰か、そして自分のためになるのではないか。
そう、思うのです。

私はメンタルが強い方ではないので上記の事を自分に言い聞かせているのかもしれません。

だけど人間、スーパー完璧などこを見ても隙のない人なんていないし、みんな何かしら、悩みだったりそれが、大きいと思うか小さいと思うかはその人次第だけれど、あると思うのです。

そんな時、ああ、あの青二才がこんなこと言ってたなぁ。
なんて思ってもらえたら。

許してあげることは弱いからじゃない。

強いから、できることだ。

#日記 #エッセイ #コラム #被写体

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