鬱病になりやすい命式とは? 四柱推命でメンタルダウンの原因と対策を知る方法
こんにちは、くるみです✨
実際の四柱推命鑑定を通して、鬱病や適応障害などになりやすい命式のタイプや、かかりやすい時期がわかってきたのでケーススタディとしてご紹介します。
今回の記事は、次のような方に読んでいただきたくて書きました。
上の内容に当てはまる方は、この機会に四柱推命の観点で自分の命式を紐解いてみることをお薦めします。
なぜなら、生年月日と出生時間に詰まった情報から、鬱病や適応障害になりやすいタイプやメンタルダウンの要因、うつ症状に苦しみやすい時期がわかるからです。
今回のケースは、前回につづいて2例目になります。
1例目は、こちらで書いているので、この機会に読んでみてください。
それでは、このまま読み進めていってくださいね✨
※今回の記事も、私くるみの鑑定を受けてくださった方の承諾を得ております。
鬱病やメンタルダウンになりやすい命式
鬱病やメンタルダウンになりやすい傾向がある命式とは、日主の火の五行が弱くて、水の五行の強いタイプです。
ちなみに日主とは、日柱の十干のこと。
Bさんの命式と五行バランスチャートがこちらです。
Bさんの命式は、日主は【丁】。
Bさん自身を示す【比劫】が弱くて、水の五行【官星】と、木の五行【印星】が強い《比劫/食傷陥没タイプ》です。
Bさんのような《比劫/食傷陥没タイプ》には次のような特長があります。
Bさんの【丁】は燃える火のイメージです。
命式の水の五行は、Bさんのか弱い【丁】をつねに消そうとしており、さらに木の五行は風通しを妨げ、Bさんのか弱い【丁】を燃えにくくしていることがわかります。
パワハラと鬱病が悪化した時期を調べてわかったこと
四柱推命鑑定で、Bさんの命式を読むときに着目した点は次の二つです。
星が一つもない 土の五行 が大きく動く時期はいつか?
水の五行が大運干支、年運干支で動く時期はいつか?
1に着目する理由は、命式に一つもない五行が動く時期は、その人の五行バランスが大きく変化するため運気が大きく動く時期だからです。
2についてはおわかりように、水の五行は【官星】で、Bさんのか弱い【丁】を消そうとする相剋の五行だからです。
つまり、大運干支、年運干支で水の五行が動く時期は、Bさんを取り巻く社会運は厳しい氣のエネルギーに見舞われやすいのです。
ちなみに、この相剋には「攻撃する、やっつける、エネルギーを奪う」といった意味があります。
今回の鑑定でも、Bさんにヒアリングした内容で年表をつくり、土の五行と水の五行がいつ影響する可能性が高いか? これについて見える化しました。
こちらが、その年表です。
年表からもわかるように、現在のBさんの大運干支は【己卯】で、年運干支【戊戌】が巡った2018年に、上司によるパワーハラスメント(パワハラ)に苦しむ事態に見舞われました。
2018年の年干支【戊戌】は、土の五行の組み合わせの干支で、土の五行が強く作用する年になります。
2018年の年干支【戊戌】は、Bさんの命式の【食傷】に影響が出ます。
Bさんの命式は、もともと土の五行(食傷)に星がゼロなので、土の五行の干支が巡ると運が大きく動きます。
土の五行の強い影響を受けた2018年、上司のパワハラに苦しんだBさんは、2022年、職を離れることを決意しました。
離職を決めるまでに3年を要していますが、2019年、2020年、2021年は、Bさんの年運に、Bさんを攻撃する水の五行の強い十二支(亥・子・丑)が巡っていることがわかります。
精神的にかなり辛い時間を過ごされたことが、年運表からうかがえます。
Bさんによると、「2018年にパワハラによるメンタダウンの症状が出た時点で診療を受けていれば、症状の悪化を抑えることができた…」、そうお医者様に言われたそうです。
「お医者様のコメントは、四柱推命鑑定でも裏付けることが可能である」旨を、今回の鑑定で年表をもとにBさんに説明しました。
このように、1. 自分の命式の五行バランスが変化する時期、2. 命式によくない作用をもたらす五行、この二つを知っておくことで、鬱病発症の要因を理解することができ、必要な対策を講じることができるのです。
さいごに、Bさんのご相談の解決に向けた具体的なアドバイスについてご紹介し、この記事をしめくくりたいと思います。このまま読み進めていってくださいね✨
鬱病やメンタルダウンを改善する対策・開運法
命式を良い状態にする五行を《用神》といいます。
Bさんの命式を良い状態にする五行は、何だかわかりますか?
そう、火の五行ですね。
火の五行には、丙、丁の二つがありますが、とくに必要なのは【丁】です。
Bさんは、ご自身を表す【比劫】、火の五行を積極的に補って、日主のエネルギーを充電する必要があります。
こちらの「焚き火の動画を見てリラックスする」…
これお薦めしたい開運行動です✨
さいごに
人生には上り調子と下り調子があります。
上り調子のときには、何をやってもうまくいきますが、下り調子のときには、何をやっても思うようにいかないものです。
いまはアクセルを踏むときなのか、ブレーキを踏むときなのか、四柱推命ならこれを見極めることができるのです✨
自分を取り巻く運気の流れや運気の性質を知って対策を立てることの大切さを、Bさんのケースからおわかりいただけたかと思います。
対策を立てる際に必要なのが、用神 (自分の命式とって良い作用をもたらす五行) と、忌神(良くない作用をもたらす五行である) を知り、用神の行動を意識して取り入れることなのです。
さいごにBさんからいただいたアンケートをご紹介して、この記事を終わりにします✨
Bさん、今回は貴重な体験をシェアしてくださり本当にありがとうございます✨
火の五行が年運干支ではじめる2025年、2026年、2027年を視野に入れて、開運行動を続けていってくださいね。
いつも応援しています💕✨
今回とりあげた知識
相剋の五行(火にとって水の五行)
比劫/食傷陥没タイプの特長
火の五行を補う方法
比劫を補う方法
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