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春の畑、野山の幸を

寒かった冬をじっと耐えてエネルギーを貯えていた野山の生命力が一斉に芽吹く季節になりました。
畑のヨモギも芽を出したと思ったら、勢いよく成長を始めています。
ふきのとう、タラの芽、うど、コシアブラなど山菜が続々と直売所などに出てきます。
これらには、独特のよい香りとにがみとえぐみがありますよね。この苦味のある新芽には光合成を行う上でなくてはならない葉緑素(クロロフィル)中学の理科を思い出します^_^
とミネラル、ビタミン、酵素が豊富にふくまれていて、胃腸の運動を活発にしてくれます。冬を越す為に貯えた、でもちょっとだけ食べ過ぎて、運動不足で汚れがちな血液を浄化し、春〜夏の飛躍に向けて体の整理機能を整えてくれるデトックス効果があります。

私は「春には苦味をもれ」と習いました。

越冬したアブラナ科の菜の花、冬菜、野沢菜、白菜、キャベツ、チンゲンサイなどは、日が長くなってくるととう立ち(抽台)が始まります。
菜の花のビタミンC含有量は野菜の中でもトップクラスで、免疫力アップ、美肌効果も期待できます。

それから、ユリ科のネギ、ニラ、アスパラ、のびる、カンゾウなども、ぐんぐんと伸び出してきます。
これらは、花冷え、三寒四温の身体を温めてくれます。夜桜なんかはだいたい寒いし、子供達も昼間のままの服装で夕方から気温が下がっても油断したりします。朝晩まだ、寒い時もあるので、ユリ科の野菜もしっかり食卓へ。
春一番ネギも春一番ニラも絶品です!

以前は秋に行われていた小学校の運動会も気候の変化などの理由から春に変わりました。
新年度、新学期と始まって、体調良く過ごせるってありがたい事で、急に忙しくなっても頑張れています。
畑や野山の幸のお陰だなと感じています^_^

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