くるむあくむ

くるむあくむ

最近の記事

出産おめでとうございます。

無事出産は成功致しました。 noteをご購入頂いた皆様はご存知だとは思いますが、今回の作品はライターの小仲 隼人(仮名)さんとの共同作品になります。 忘れちゃった が始まるきっかけとなったのは小仲さんからの一通のダイレクトメッセージでした。 「小学生の娘がいじめで亡くなってしまった、その後妻も亡くなってしまい現在は一人暮らしをしている。」 「娘を実質手にかけた人達は、娘を忘れて日常生活を送っている。」 「この惨状を世に警告したい。」 といった内容のものでした。

    • 忘れちゃった 儀式手順

      はじめに 忘れちゃった ですが有難い事にDM等で皆様から続きを公開して欲しいとの声が多く寄せられております。続編を公開する事も視野に入れ考えたのですが、でしたら皆様に実際にこの儀式を体験して頂きたいと共にこの儀式自体にさらなる効力をもたせたいと思い。6月頃より水面下で呪い代行業者(企業名伏)の方に依頼しこの儀式の効力を更なるものとしました。これより先の無断転載等の行為はお止め下さい。 1.呪いの継続期間は本日から7日間となります。 2.1.に伴い7日目が過ぎると効力が薄れ

      有料
      500
      • 忘れちゃった終

        受精 ちひろはかわいい だけどがっこうにいったら みんなちひろのことをわすれてるみたいにたのしそうでせんせいたちもしらないふりをするから みんなのろいころせばいいとおもった ちひろのことをわすれないように しんだあかねのために ちひろがさいごまであなたたちのなかにねむりますように ぎしきをつくった そのぎしきのじゃまをしたひとも」 「■ははははちひろがようちえんのころにかいたにがおえにあかねの■いえきとぼくの■いえきをさけでうすめたものをぬってちひろがうめられていたばしょに

        • 忘れちゃった5

          「母と子」 もし本当に俺がおかしくなったら止めて欲しい 今日あった事をかく、知ってる人助けて欲しい。 なんかたしか暇だし遊ぼうってことで友達2人と0時頃にコンピニ集合で地方の田んぼ道 目指して車を走らせてた、俺が1番前を走行してしばらく経った曲がり角でハイビームをた いた車が猛スピードで走ってきて危うく衝突寸前だった、どうにか回避したけど急ブレーキのせいか体が痛くて、近くに車を停められそうなスペース があったのでそこに車を停めて、あいつら待ちながらタバコ吸ってたら ███は

        出産おめでとうございます。

          忘れちゃった4

          4月6日 名前はちひろ、漢字で千尋 加藤千尋 可愛い かわいくて、それは僕たちの天使みたいで、 鼻水も飲んじゃいたいくらいかわいい。 本当にこれからの日々が楽しみで仕方が無い。 不妊治療を重ねて漸く出来た1つの命。 両親に急かされたり嫌味を言われたり、茜も辛そうだったから本当によかった。 ちひろ この世に生まれてきてくれてありがとう。 これからよろしくね。 4月5日 千尋が明日で12歳になる。 プレゼントにはちひろが好きなぬいぐるみをプレゼントする。 喜んでくれるかな。

          忘れちゃった4

          忘れちゃった3

          「罪と罪」 警官をまだやっていた頃の話です、 私は交番勤務の警官でした 初めの10年くらいは街の交番や、割と栄えている駅前の交番などを転々としていたのですが あるタイミングで地方の交番に移ることになったんです。 さあまり詳しい話をするとあれなので何故そうなったのか等は伏せさせて頂きますが、まあひとつ言うならば遠くに配属ですから独り身ではあるもののかなりメンタルに来るものがありましたね笑 しかもその交番がある町、本当に昼夜問わず人通りも少なく、コンビニに行こうと思えば30分以

          忘れちゃった3

          忘れちゃった2

          「開始」 私、走り屋といったら聞こえが悪いですけど、週末に友達と車はもちろん別々で峠道だったりとか地方の誰も走ってないような道を走るのが趣味で。 まあ走り屋ってやつですか。笑 その日も走り屋仲間というか高校からの友達のAとBと0時頃に地元のコンビニに集合して、 地方の田んぼ道を目指そうってことで出発したんです。100円くらいのあんばん片手にAの車に張り付いて目的地に到着しようとした時、 物凄い勢いのクラクションが聞こえたんです、 流石に自分も友達も驚いてスピードを落として

          忘れちゃった2

          忘れちゃった1

          勘定台 5月1日 ある日を境に、面白くも楽しくもなかった 自分の居場所と言えば良いのかもわからないが ただばおっとつっ立っていた勘定台の前に変な客が来るようになった 今、自分の前でぶつぶつ呟きながら仕切りに頭をかいている能面面の男は ある日を境に毎晩のようにここを訪れ 財布の心做しか汚くも見える小銭でようやく買えるような安い焼酎と 暇で店を散策している際、誰が手に取るのだろうと思ってしまうような紙を買って帰る。 まぁ、人によるのかもしれないが自分にとってはそれが不思議に見え

          忘れちゃった1

          ストーカー

          とりかえしがつかなくなったので話しますけどね、 いや、 絶対にやってはいけないことなんですけどね、 実は僕人生で1回だけストーカーをしてしまった事があるんです。 あ、言い方が良くなかったですね... 1回でも何回でもダメはダメですよね、すみません、 あれは僕が上京したての頃でした。 ███駅前のバス停で一目惚れしてしまって、 かといって内気な性格の僕は話しかける事もできなくて、本当に良くないんですけど、 結局ストーカーって形になってしまったんです。 一目惚れした日から その