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2024年のクルツカレンダーはベトナム🇻🇳

こんにちは。クルツジャパンのタナカです。
隠れファンも多い、クルツのカレンダー。
今回は、2024年のクルツカレンダーについて紹介します。

KURZでは、毎年さまざまな国の文化や遺産をデザイン豊かな大型ポスター風カレンダー🗓️で紹介するのが伝統となっています。2023年9月8日に、ベトナムのビンディン省にKURZの新しい生産拠点が開設されたこともあり、2024年のカレンダーはベトナムです。

さて、みなさんはベトナムといえば、どんなイメージを思い浮かべますか?緑豊かな棚田でしょうか。世界有数の米どころであるベトナムでは、稲作が文化として深く根付いています。そのため、カレンダーには緑色の花模様や装飾が施されています。また、カレンダー右上には今年の干支の🐲が浮き出しゴールドメタリックで表現されています。

真ん中のメインビジュアルで目に飛び込んでくる蓮の花は、ピンクの半透明箔でホットスタンプ加飾しています。蓮の花はベトナム全土の湖や池で見ることができます。別名「生命の花」とも呼ばれ、純粋さ、献身、楽観主義、そして大きな逆境に直面しながらもこの国独自の伝統を守り抜く力を象徴しています。

また、インドシナで最も高い山の頂上にあるビック・ヴァン・ティエン・トゥー寺院の望楼が、蓮の花の中心に描かれています。半透明箔のルマフィン®を使用することで、ベトナムの典型的な仏塔のひとつを垣間見ることができます。これと対照的なのが、未来の近代建築です。ランドマーク81はホーチミン市にある巨大な超高層ビルで、高さ461.2メートル、ベトナムで最も高いビルです。自然と伝統的な建築、そして近代的な建築との調和も合わせて感じていただけるカレンダーになっているかと思います。

仕上げは5つのステップで行われました。

STEP 1️⃣
蓮の花びらの輪郭とカレンダーの数字に、コールド箔のALUFIN® KPS Slimを転写し、4Cで後印刷。シルバーコールド箔の上にオーバープリントをすることで金色のきらめきを与表現しました。

STEP 2️⃣
LUMAFIN® 760で蓮の花托部分にホットスタンプエンボス加工。

STEP 3️⃣
萼片はLUXOR® 392で印象的に赤く輝いています。さらに、右下のベトナムのシルエットにもベトナム国旗の鮮やかな赤を取り入れました。萼辺の表面はマイクロエンボスで、国のシルエットはフラットエンボスで仕上げました。内側の表面にもレリーフが施されました。

STEP 4️⃣
KURZロゴはLUXOR® 385でエンボス加工。年号と星はフラットエンボス加工で仕上げました。花のスタンプ、年の境界線、ドラゴンは丸いエンボス加工が施されました。花のスタンプは視覚的に目立つだけでなく、L801-050ナノエンボス加工による触覚的効果もあります。

STEP 5️⃣
左の大きな龍のイメージ、雲、蓮の花の中のドットがブラインドエンボスで装飾されました。すべてのエンボス加工には、KURZグループのH+Mのスタンピング技術が使用されています。

ぜひ、メイキングムービーもご覧ください📽️

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