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写真と絵の話


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たんぽぽ xf90mmf2

美術大学へ通っていた時の話①

何故こんな事を書こうと思ったかというと、写真と絵って共通点が多く今後その事を書いてみたい!と思ったので。


小中高大で1番辛かったのは大学!
1回生の時は特にハードで毎週の課題は

☆スケッチブック2冊の花のスケッチ
☆デザインの授業のカラーの作品
☆造形の授業の立体制作

などで遊ぶ暇などない。
デザインの授業では出された課題の作品を前に出て1人づつ発表する…緊張!
よくこんな事を毎週やってたなと今は思う。

教授によりA、B、C……−Cで評価。
マイナスCは最低でみんなそれを怯えすぎてクラス内の流行語にもなっていた。
というのも約80人のうち約20人が留年させられるという謎のシステムだっから。私も何度かマイナスCをつけられたな…。

ある日マイナスC続きの、1回生を2回やっているクラスメイトの男子が

「バイトで課題が追いつかなくて下書きしか持ってこなかった、もう諦める」と授業前に教室にやってきた。
みんな凍りつく…。また留年したら大変!
そして数人で下書きのケント紙を囲んで色を決め必死に塗り、何とか仕上げて発表の順番に間に合った。

教授はそれを見て
「今日のはいいな〜!特に色がいい!」
と。評価も良くめでたしめでたし。
みんな仲が良かったのが救いだった大学時代。

とにかく絵を描くのは時間がかかる。
それに比べると私の写真撮影に要する時間は短い。絵を描くのをやめた今、写真を出来るだけ絵のようなイメージで撮れたらなと思っている。

富士フィルムのカメラはフィルムシミュレーションというものがありイメージに近づけやすい。細かい設定もしているので私の写真はその場で完結している。
パソコンで最後の磨きをかける事も大切だと言われる事もあるけど、今はまだ未挑戦。