ヒトとキジンの世界についての考察(メモ)

ヒトとキジンの世界の考察。脳内整理です。
一部読者置いてきぼりにしてしまうところがあるかもしれませんがご容赦を。


"IC"で"意志"と読ませてる節があるから、人格データ、いや魂そのものかな?それをICに移行した世界なのかもしれない。
だからメンテナンスを怠らなければ死ぬことも無いし、身体の大半が壊れてもICの回収さえできれば復活は可能…なのかな?

閃鋼のブリューナクではその断片が現れていると考えてます。

https://youtu.be/YKZ_zATeUkw?si=y4t9pTMJcV4CbGV2

"IC"に"意思"が宿っている?

『試作版』ブリューナク

ブリューナクは『造り手の意思に従って目標を攻撃する』という武器だけど、エピソードでは造り手がマリィだった為かわからないが、キジンと接触しようとしたピリオを守る為に自動迎撃機能が発動し、キジンの少女を壊した。
エピソードについては↓にまとめてあります。

ただ、ここで留意しないといけないのがエピソード時点のブリューナクは試作品である事。
対象に敵対の意思がなくても、"武器の所有者との接触"を感知して自動迎撃したという可能性も全然ある。
じゃあ、完成したブリューナクはどういう武器になっているのだろうか。
多分それがこの曲で語られている。

曲に入る前のあらすじ

"やさしい世界"を求め、レジスタンスには黙ってキジンの少女とアポストロフに接触していたピリオとマリィ。
しかしその現場をレジスタンスに見つかり包囲され、接触を止めるよう諭される。
ピリオは理由を尋ねるが、返ってきた言葉はピリオの思いに反するものであり、ピリオは絶望する。

それを聴いたマリィはキジンたちを庇おうと前に出るが、包囲しているレジスタンスにより容赦なくその躯を撃ち抜かれる。
咄嗟にピリオはマリィの元に駆け寄って心配をするが、マリィはピリオに一言を遺して動かなくなってしまう。
包囲しているレジスタンス達はそれを嘲る。
失意と激憤に駆られたピリオは、その場にいるかつての同胞たちを残らず瓦礫の一部へと変えた。

以下が上記のあらすじを構築するにあたって参照した曲。
エピローグ・幻実アイソーポス(youtube)
こわいこわいよるをこえて(絵本〖ガラクタ姫とアポストロフ〗に収録)
ヤチヨノ子守唄(youtube)
僕らの16bit戦争(MV(youtube))(MV(niconico))
百鬼夜行(MV(youtube))(MV(niconico))

こわいこわいよるをこえては特にこの状況を如実に示しているインスト曲なので是非聞いて欲しいです。

曲本編(1番)のざっくりストーリー

ピリオはマリィのICを回収し、アポストロフに頼み事をするとある場所へと早足で向かった。[瓦礫の欠片をそっと集めて]
〖Spear of Justice(Echoes remix)(youtube)〗
その場所でマリィのICをブリューナクに組み込み、
〖パラボラアンブレラ(youtube)〗
完成した其れを手に絶望した世界を壊す為、夜の闇に駆け出していった―――
〖閃鋼のブリューナク(GM(youtube))(GM(niconico))〗

考察

というのが今考えているヒトとキジンの、ブリューナクにまつわる物語の筋書き。
エピソード時点で未完成だったブリューナクを、ICを組み込む事で完成させたのだと読んでいます。
でないと曲冒頭の「瓦礫の欠片をそっと集めて」の意味が出てきませんし。

そしてこれはマリィ自身の意思を武器に宿らせることで、武器のパフォーマンスを最大限に引き出すという目的にもなり、
かつての仲間の意思を継いで共に戦うという展開にもなります。

"IC"に"意思"が宿るという考えはここから来ました。

蘇る"IC"

ICの回収さえできれば復活は可能と推測するのにも理由があり、抗争が終わった後の遠い未来にあたる
『ツギハギエデン』の歌詞にそれはあります。

ふたつの"IC"をひとつに

ツギハギエデンの歌詞に
『月の石ひとつ 流れ星ふたつ』
というフレーズがあります。これを自分は
『女体を象ったボディ(擬体)はひとつしかないけど、大切な"IC"はふたつ』
と解釈しています。
それにはネコソギマターバップの歌詞が関わります。

(※MVはアヤカシシリーズのものなので無関係です)

でもしっぽが有るの自体おかしな事態です
気が付けば失敗ばっか もう嫌んなっちゃうけれど
猫被り(レタッチ)と愛情は紙一重ですから
日常に笑顔をサプライズしちゃうの
もう 一体 全体 ぐる ぐる

ネコソギマターバップ

"しっぽ"は擬体に取り付けられた配線、
"失敗ばっか"というのは、アンドロイドを作るのに幾重も失敗を重ねている様子。
要はこの歌詞はふたつある"IC"の片方の視点から当時の状況を語る部分。
ちなみにこれはこの曲↓でもその時の様子が表現されています。

一体 全体 ぐる ぐる

更に気になるのが、"何か"をしようとしたけど、原因不明の『何か』が起きて混乱している様子。
「ぐる ぐる」という表現からは混ぜられているような印象も感じます。
自分がこれを見て思ったのが、
『2つの"IC"をひとつの身体に挿入された結果、意識が混ざっちゃったのかな?』
というところ。

ふたつの"IC"をツギハギしてまとめてAIしちゃおう!
なんて、疲れきって上手く回らない頭で考えてしまったのでしょうかね。

そういう経緯があって、後々『*ハロー、プラネット。』の主人公の元ネタとなるアンドロイドの少女が造られることになります。

実際に"IC"を組み込まれて動いてる子がいるんだし、"そういうもの"として解釈するしかないかなあ、というのが自分の思うところです。

"IC"はいつ生まれた?

さて、これがささくれ考察をしていく中で自分の抱えてる一番の悩みのタネ。

 学生時代を経てどっかで"IC"が発明、実用化されているのは間違いないのだけど、それがどういう経緯でそうなったかがわからない。
バタフライ・エフェクトやジャストビーフレンズ(トモダチダッテサ MIX)、I’m ALIVE! -PaniX BoX RemiX-等、どうやらこの辺りで切り替わってるらしいのはわかるんですがね…( ̄▽ ̄;)

これについてはいつわかるやら…
知らないささくれ曲はまだまだあるので、もっといろんな曲を聴いて、世界観をより深く知りたいものです。

問題の根幹は残るものの、一応自分の中で整理できたのでこんなところで。
読んでいただいた方には感謝を申し上げます。

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