見出し画像

日帰りツアー

23日、友人と日帰りツアーに参加。

メインは「水陸両用バスで山中湖にざぶーん」と「巨峰食べ放題」

山中湖では、水陸両用バスに乗ったとたん雨が激しくなり、バスが湖に飛び込んで船状態になっても、富士山は見えなかった!

バスが陸から湖に飛び込む光景は外から見ていたら面白いだろうが、中にいると、なんかよく分からないまま終わった感じ。

物事は当事者として渦中にいると何も見えなくなるということか。

巨峰食べ放題は……。

狭い机の前に立ったまま、汚いバケツを机の上に置いて、その中に皮をペッペと吐きながら黙々と巨峰を口に入れている皆の姿(私もその一人だが)、なんだか豚小屋の中のブタが餌を食べているような光景で吹き出したくなった(ごめんなさい)!。

一房でお腹一杯。なんだか味も色も巨峰ではないような気がした。雰囲気の問題だ、これは。

「高級品」は綺麗なテーブルを前に上品に座り、綺麗な皿で上品に食べるのが高級品らしい。ミカンならブタっぽい食べ方でもいいだろうが。

最後の「忍野八海」、周囲はアジア系の観光客ばかり。聞こえてくる言葉は中国語、韓国語、良く分からないアジアの言葉。アジアのどこかへ来たみたい。

美しい清流、鯉の泳いでいる大きな池、水車、東屋……も素敵だったけど、何より、一個百円、餡子いっぱい、アツアツのヨモギ餅が最高。たった一個でもニコニコ対応してくれるのが素敵。

異国の若者も餅を焼いている女性の前にわんさと集まっていた。

これぞ日本文化の真骨頂!

アメリカ、ヨーロッパ系の外国人は一人もいない。忍野がアジアに乗っ取られたみたい。

こんなに多くの中国,韓国の人たちがお金を落としてくれるから、忍野村の観光は成り立っているのだな、と思った。

最近の日韓の政治的緊張と悪感情の広がりは残念。草の根の所では、お互いに「持ちつ持たれつ」。技術を提供したり、観光に沢山のお金を落としてくれる人たちがいて、私たちの暮らしを支えていることを忘れてはいけない。

歓声をあげながら水辺を巡り歩く多くのアジア人観光客の方たちが、楽しい旅を続けられますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?