『ドラゴンボール』に登場した界王星は、小さい。びっくりするほど小さい星だった。
星の表面に見えるのは、界王さまの家、倉庫、ベンチ、井戸、樹木が数本、星を一周する石畳の道路、そこに停めてある車が1台、それだけだ。
そして星の直径は、その道路の道幅の10倍に満たない。
ところが、重力は地球の10倍も強いという！

この不思議な星は『ドラゴンボール』において、とても重要な役割を果たす。
孫悟空は、猛烈に強いサイヤ人・ラディッツと戦って、何とか倒したが、自分も死んでしまった。
しかし1年後にもっと強いサイヤ人が来るという。
そこで悟空は、ドラゴンボールで生き返る前に、あの世で界王さまを訪ね、修業を積んだのだ。

とても小さな星なのに、重力は地球の10倍。
そんな奇妙な環境で、どんな修業ができるのか？