社労士勉強 組合せ勉強のすすめ
「社労士試験科目が多すぎる」
受験生からよく聞かれるフレーズです。
この対処法は意外と簡単。
『受験科目』を減らす!
これについて説明していきます。
受験科目を減らす?!
社労士試験は選択式問題・択一式問題で以下の科目から出題されます。
労働基準法、労働安全衛生法
労働者災害補償保険法
雇用保険法
労働保険徴収法
労務管理及び労働一般常識
社会保険に関する一般常識
健康保険法
厚生年金保険法
国民年金法
これらの受験科目を、2〜3科目を1グループに束ねて「単純化」させることがキモです。
私の場合、4グループに分類し、グループごとに知識を収束させ、重層化しました。
オススメの組合せ
組合せ勉強される方もいらっしゃると思います。
ただ、私の組合せ方法が少し独創的だと思う一方、知識の重層化を図る上で最も効率的と自負しています。
恐らくグループ3・4は容易に想像がつくと思います。
グループ3【年金】、グループ4【一般常識】がキーワードです。ではグループ1・2は?
グループ1【労働・雇用】と捉えます。
ヒトのライフサイクルをワンストップでみると「ON:働いているとき(主に労働(労基・安衛))」「OFF:働いていないとき(雇用)」とすることができます。
なので、労基・安衛・雇用を収束させて理解させます。
グループ2【医療】と捉えます。
労災・徴収は労働分野、健保は社会保険分野と位置付けられますが、広く捉えると『医療(保険)』です。
両者の似ている点、異なる点を対比させながら勉強していくと自然と横断学習につながります。
実際に過去問も労災と健保の仕組みの違いを基に作問されるケースを目の当たりにします。
結語
【労働・雇用】【医療】【年金】【一般常識】の4軸で知識の重層化を図る!
組合せ勉強は、“受験科目が減った”と心理的に楽な気持ちになる上、やがて行うであろう横断学習にもつながります。
特に労災・健保および国年・厚年は他科目の仕組みとの差異を出題する傾向があります。
ある程度インプットした段階でなるべく早期に組合せ勉強することが成功に近づくと思います。
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