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社労士試験 選択のカギは【平常心】

社労士試験は、午前の選択式試験と午後の択一式試験で構成されます。
受験経験者であれば【午前 選択式の1点の重み】【午後 択一式の消耗度・疲労度】に共感すると思います。

今回の有料記事では、選択式のカギを握る【平常心】について取り上げます。

選択式問題集の繰り返しは無意味

選択式試験で過去出題された箇所や押さえておくべき論点を中心に収録される選択式問題集が各教育サービス会社から販売されています。

「どこの選択式参考書がいいですか?」
受験生間で情報交換が行われます。
私は1年目TAC、2年目大原、3年目LECの各市販教材を使いましたが、【どの教材もほぼ差はない】が率直な感想です。
どの教材も一部特徴的な設問があり、新たな気づきを得ますが、今思うと特徴的設問は試験傾向からはだいぶ外れた大穴問題といえます。
当時はそれに気づかずがむしゃらに勉強しましたが、振り返るとムダな時間を費やしたと感じます。

それと、各教育サービス会社は営利企業です。
予想的中が多ければ売上増につながります。
故に、いわば“保険をかける”意図で教材には出題傾向を度外視した設問もたくさん収録されます。
つまり、市販の選択式問題集は諸刃の剣の存在です。使い方によって効果が出たり、効率的勉強の阻害ともなります。

選択式試験のコツ

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