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「社会保険労務士試験」を科学する(その2)

「社会保険労務士試験」について、独自の分析、雑感を言語化します。
今回は第2弾です。

選択式試験は「ロシアンルーレット」

選択式試験8科目のうち、オーソドックスな出題5・6科目、奇問・難問・癖問が2・3科目から出題される。奇問等はロシアンルーレットの如くどの科目に設定されるか全くわからない。

選択式試験は
“既存知識を増やせば基準割れリスクを減らせる。既存知識でオール3点以上”
の戦術は墓穴を掘る。

奇問等は、国語力・推論力・論理力を駆使して対応することが多い。
だから、これらの技術がいかんなく発揮されるよう【平常心】を保つことが重要となる。
故に選択式勉強では、穴埋め問題ばかり繰り返してもほぼ効果がなく、推論力を磨くことも忘れずに。

「一般常識」=社会保険労務士としての常識

一般常識は社会一般の人々にとっての常識と誤解する方がいる。
【社会保険労務士として備わっているべき常識】との主旨で出題されるので要注意。

判例問題・対策

最高裁判例を読むうちにどんどん深みにハマる。
これが判例対策の落とし穴。
ムダな勉強に時間を浪費してしまう。
私の推薦本は「最新重要判例200[労働法]」。
社労士試験 空欄箇所と、筆者が重要として色付けした箇所が見事に付合する。

なお、この本は合格後に特定社労士を目指す方にとって、バイブルとなるので買って損はしない。


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