見出し画像

聾者が読書体験記で最優秀賞?

聾者が高校生読書体験記コンクールで最優秀の賞を獲得しました!

こんにちは、くつばこ+のうたです。この間、せんが紹介していた映画、『Coda あいのうた』を見に行きたいなとは思うのですが、ちょうどテスト期間なんですよね。2月の頭のテストが終わったら見に行きます!

☆聾者が読書体験記コンクールで最優秀に

いつものように、Twitterを眺めていたら(って書くと、ツイ廃っぽいですね、そんなことはないはずです…)とある記事を発見しました。それが、「高校生読書体験記コンクール『聾』の生徒の作品が最優秀の賞に」というタイトルの記事でした。当然、見た瞬間にnoteのネタ!と飛びつくわけですよね。ということで読んでみました。

☆聾者だからとニュースになるのはあり?

Twitterの意見として、耳が聞こえない人がなにかの受賞するとニュースになるのは、一種の差別みたいなものじゃないか、という意見がありました。確かに、今回の記事で取り上げられているコンクールも毎年やっていますが、こんなに大々的なニュースとして毎年取り上げられているわけではなさそうです。つまり、聴覚障害者が読書体験記コンクールで賞をとったから、NHKニュースになったわけですね。

☆でも、聴者が取るよりすごくない?

でも、考えてみたら当たり前じゃないですか?
記事にもある通り、聾者で、第一言語は日本手話らしいんです。前にnoteにしたように、書紀日本語をきれいに書けるようになることは、聾者にとってはかなり難しいと思うんですよね。音声日本語を第一言語としない時、書記日本語の獲得は文法の異なる日本手話から学ぶ必要があるわけです。そのハンディキャップを乗り越えてると考えれば、ニュースになるのもわかるって感じもするんですよね。

前に日本手話と書記日本語の両方が堪能な人になるのは難しいのでは、という話をしました。でも、普通にいましたね。もちろん、どれだけ日本手話ができるのかとか、本当に一人で全部書いたのかとか言い始めたらきりがないとは思います。でも、両方とも十分に使いこなせる人は、ちゃんと居そうですね。どれだけ大変なのかは分からないですけど。

また、実際に賞をとった文章を読んで感じたことについて、話をしたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?