見出し画像

あこがれのひとについて(ピナ・バウシュさん)

今日はもうひとり、あこがれの人を紹介したい。
振付家、舞踊家のピナ・バウシュさん。
残念ながら2009年に永眠している。

彼女は「ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団」というダンスカンパニーを設立し率いていた(舞踊団は現在も活動中)。

彼女及びカンパニーのファンはとても多く、日本でも公演チケットが完売するほどの人気だ。

上演する国をモチーフにした作品がたくさんあり、その違いを味わうのも楽しみ。舞台美術の見事さには本当に息を呑む。

そして多国籍のダンサーたちの研ぎ澄まされた美しさと、対話によって作られた内容に毎回はっとさせられる。

民族、性差、孤独や愛などテーマは多岐に渡るが、ダンスだからこそ、世界中の人が受け取りやすい。一方で、色々な言語をダンサーは話し、伝え、独白もする。たとえ意味がわからなくても、その言葉を聞くことが重要なのだと思う。

コンテンポラリーダンスはちょっと……という人もいると思うが、バレエや演劇に親しめるようであれば、全く問題ない。なぜなら、舞踊団はドイツ語でタンツテアターといい、文字通りダンス+演劇を主としているからである。

私がこれまで見たのは3回ほどだが、また来日公演があったら行きたい。翔んで埼玉!である(だいたい彩の国さいたま芸術劇場で上演するされるので)。

なんだか舞踊団の宣伝のようになってしまったが、それはやはり、今でもピナさんの魂が息づいているからだろう。

ご本人の佇まいもとてもかっこ良くて、そちらは映画や書籍でぜひ確認してほしい。昨日取り上げた篠田さんといい、どうやら私は長い髪をまとめた粋な女性に弱いようだ……。

毎年1ミリずつでも近づければと願ってやまない。





この記事が参加している募集

いただいたサポートで他の人をおすすめしていきます🍒