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朗読LIVE 94 お猫さん(3)

小さい時にこのお話を読んだら、もちろんお猫さん側の視点で読むだろう。あー、また怒られちゃうよー! あーあ、お母さんうるさいなぁ、となるだろう。いや、自分で読む年齢なら、もう母親の側の役割を取っていたかもしれない。そりゃダメでしょ、とナナメに構えようとしたかもしれないなと思う(好き放題の兄のお陰か、割とイイコだった)。
親となった今、おいた、なんてかわいい表現では済まない状況が頻発する。しかしもちろん、我が子は一番可愛い。親というのはややこしいものだ。
子どもと親を行ったり来たりしながら読む。親側だけにはならないのが面白い。


お猫さん(3) 村山籌子

朗読は、2分10秒あたりからです。



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