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10月4日 NISAで 「とうし」 を始める人が増えている!?

普段の仕事を離れた、翌日にちなんだ過去の出来事をネタに「頭の体操」。
そこから問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
さまざまな「頭の体操」に活用ください!
頭の体操のための質問例はこちら。

→投資を始める未経験者が増えているようだ。なぜ投資を始めたのだろうか?


日本証券業協会が、より多くの方々に証券投資に興味・関心を持っていただくため、1996年に「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせから10月4日を「証券投資の日」と定めました。


投資。
古くは「貯蓄から投資へ」、直近では岸田さんの「資産所得倍増計画」、インパクトの大きさでは、「老後資金2,000万円問題」など、たびたび投資の必要性が訴えられてきました。

証券業界としてもお金が入ってこないと商売にならないわけで、投資への啓蒙活動は昔から活発です。

その一つが「証券投資の日」の設定、ですが、HPをみると「とうしくん」というキャラクターを設けて様々な解説を設けています。

名前:とうしくん(「証券知識普及プロジェクト」マスコットキャラクター)
勤め先:証券知識普及プロジェクト
誕生日:10月4日
どんな子?:日本橋兜町生まれの男の子。ほのぼのとした外見ながら、今後大きく成長する期待大! 兄弟がほか9頭いる。

さて、「貯蓄から投資へ」との旗振りで国がとった具体的な施策の一つがNISAです。

今回はその現状について、とうしくんの生みの親、日本証券業協会の「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年6月30日現在)について」からご紹介します。

まず、NISA口座数の推移です(証券会社経由のみで銀行は含まれていません)。

特に積立NISAの直近の伸びが際立ちます。
投資未経験者の割合というデータもあるのですが、積立NISAは8割超が未経験者ということで、投資の裾野拡大という目的が達成されていることが分かります。


年齢別のデータもありまして、感染症が拡大したタイミングで20代から40代の口座数が急増していることが分かります。

口座を開設した後の実際の投資額はこちら。やはり20代から50代という、どちらかといえば、資産保有額が少ない年齢層が伸びています。


アメリカでもコロナ禍で証券投資が盛んになって、一部はギャンブル的な動きも話題になりましたが、積立NISAは対象が個別株などはNGですので、積立投資が根付く兆しが見えてきた、というところでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございました。
過去分は以下のマガジンにまとめてあります。


蛇足ですが、個人的にも20年以上投資をしています。基本積立&ほったらかしですが、いわゆる「儲けるぞ!」というのとは違う、「守る」ための投資スタンスです。それについては過去以下で投稿していましたのでご参考まで。


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