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10月6日 「すぐやる課」は「マツモトキヨシ」!?

普段の仕事を離れた、翌日にちなんだ過去の出来事をネタに「頭の体操」。
そこから問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
さまざまな「頭の体操」に活用ください!
頭の体操のための質問例はこちら。

→「すぐやる課」。インパクトのある名前である。そもそもこのような発想はお役所ではできないし抵抗もあっただろう。そこをどうやってブレークスルーしたのだろうか?


昭和44年(1969年)松戸市役所に「すぐやる課」が発足した日です。2019年で50周年です。記念行事もあったようです。


発足の経緯は、当時の松戸市では人口が急増(昭和37年に10万人、44年には23万人)するのに対して、道路や上下水道などの整備が追いつかない状況で、市民の声にすばやく対応し、同時に行政を市民に身近で分かりやすいものにしようと設置されたそうです。

以下同市のホームページから誕生の経緯を説明した部分です。

昭和44(1969)年10月6日に「すぐやる課」が誕生しました。
当時の松戸市は、高度経済成長の中、東京のベッドタウンとして発展しており、毎年2万人のペースで人口が増加していました。市は道路・下水道・学校などのインフラ整備を急ピッチで進める一方で、「U字溝の破損補修」、「側溝の詰まり解消」、「道路上の動物の死体処理」など、市民の身近な問題についてすぐに対応できず、いわゆるお役所仕事というイメージが根付いてきました。
そこで、たらい回しを排除して迅速な解決を図るため、当時の松本清市長(ドラッグストア:マツモトキヨシ創業者)発案のもと、「すぐやる課」が誕生しました。そのユニークな名前と積極的な姿勢で注目を集め「すぐやる課」の名は全国にとどろきました。

そうなのです。すぐやる課の立ち上げは、あのドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」の創業者松本清市長、なのです。驚きました。
以下も同市のホームページからですが、以下のような松本市長直筆のメッセージが貼られたそうです。アイディアだけでなく組織を動かす力もあったんでしょうね。


「とどろきました」という言葉通り、松戸市でできた後、同じような組織を発足させる自治体が相次ぎました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
過去分は以下のマガジンにまとめてあります。


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