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子ども食堂@稲荷鬼王神社

 「みんなでつくる学校とれぶりんか」は2023年11月18日(土)の正午から午後4時まで稲荷鬼王神社(東京都新宿区歌舞伎町2-17-5)にて東京こども食堂を開く。入場無料。
 今回は「スマイルこども食堂」とのコラボで、コンセプトは「こどもたちが笑顔になる思い出づくりを!」。
 とれぶりんか東京代表の加藤優香さんは「縁日スタイルで、今年は特にフードに力を入れ、たこ焼き、おでん、チーズフォンデュ串など出来立てのあたたかいご飯で子どもたちを迎えます」と話す。
 さらにミニステージを設け、ハワイアンミュージックにのせて踊る「フラ体操」、元NHKキャスターによる「絵本の朗読」なども用意する。
 また、持ち帰り用の食料品、お菓子、ドリンクも準備している。


 「とれぶりんか」は1985年の阪神淡路大震災をきっかけとして、枚方市立渚西(なぎさにし)中学校の卒業生たちが中心になって、不登校、いじめ、ひきこもり、障害児・障害者など、地域で進路に苦しむ仲間の居場所をつくろうと2003年に立ち上げたフリースクール。
 「平和」「人権」「福祉」「環境」の4つのテーマで、音楽部、演劇部(とれぶりんか劇団・子ども劇団)、ふれあいマップ隊、編集部などさまざまな専門部が活動中だ。
 「とれぶりんか」という名称は、第二次世界大戦中にヒットラー率いる独ナチス党の手によって子どもたちとともに虐殺された作家で教育者のヤヌシュ・コルチャック先生が収容された強制収容所からつけられた。
 コルチャック先生は子ども権利条約を作った人である。

トレブリンカ強制収容所跡地


 2017年には「とれぶりんか子ども食堂」を開始。
 東京支部は2021年に活動をスタートさせた。
 今年は「とれぶりんか」設立から20周年の節目の年にあたる。
 「とれぶりんか」は、2014年に内閣府の「子どもと家族・若者応援団表彰」、翌2015年の産経新聞の「第41回産経市民の社会福祉賞」などの受賞歴がある。

 稲荷鬼王神社


 会場となる稲荷鬼王神社(電話:03-3200-2904)は厄を除き福を授ける鬼の王様の名を持つ全国で唯一のお宮だ。
 古くから大久保村の聖地といわれた場所に建てられた稲荷神社と鬼王神社が天保2(1832)年に一緒になって稲荷鬼王神社が誕生した。
 


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