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旧山口県庁がめっちゃもったいない・・・

大阪出身、京都にはすんだことがあるけど、あまり山口県ってイメージなかったんです。
下関とかはロケ撮影とかでも行ったことあるけど、山口市となると・・・

山口市って名前の通り、県庁所在地なんですよね。
ただ、47ある都道府県の県庁所在地で下から3番目なんですよね、人口が。
さらに!
人口密度では、なんと全国でワースト1位。
1番人口密度が多い東京の新宿区に比べて約100倍!!!
ってか、山口市、ええとこかもね。
(山口市の人口:約19万5千人、山口市の人口密度:191.16人/km2、東京都新宿区の人口みう都度:19,042.70人/km2)

そんな山口で、今度仕事をすることになりそうで、打合せに山口県庁へ。
立派な建物なんですよね、敷地も広くて。
奥に何があるんだろうと行ってみると旧県庁がそのまま残されている!!

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ほんと、良い建物。
ま、国の重要文化財にも指定されているようで、装飾も見ていて楽しい!

ただ・・・
すごく、中途半端・・・

もう少し、細かい装飾の注目すべきポイントとか当時の建築様式のこだわりなんかを知りたいのに、パンフの説明も一辺倒。
HPを見ても・・・

「大正建築の粋を集めた貴重な建築物」。具体的にはどの部分が“粋“をさしてるんでしょうか?
「全体の安定と威厳、優美性」。なんとなくわかるけど、説明には客観的すぎません?
「工芸品的な趣きがあり、安定的、静的な感覚を表わしています」。もう少し詳しく説明お願いします!

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ほとんど見学者もいなくて、自由に見てまわれることは良くて、雰囲気はすごく伝わります。
あとは、細かい意匠などの裏にあるデザインの意味やストーリーをちゃんと教えてくれたらなあと。。。

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2016年に100周年だったそうです。
なんだか、壁が剥げてきていたりしていましたが、廃墟好きということもあり、こういうところは全然そのままで問題ないです。

それより、もうちょっと細かい見どころを教えてもらえないかなあ。
そうすると、もっと面白いスポットになると思うんですけどねえ。

     (取材日:2019年6月)


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