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自己紹介 挫折〜放浪へ

三陸みがき屋です。
人の数だけ歴史ありですが、私の自己紹介。

人生をほんの少しかい摘みながらのご紹介です。
前回書いた学生編も紹介し切れないエピソードがたくさんありますが、それは又別の機会で紹介できればと思います。
前回の続きです。
長文ですお忙しい方はご注意ください

『クラシックバレエ養成所挫折からその後編』

『挫折から放浪』
人生で初めて?の挫折が私の中ではクラシックバレエを辞めた事と思います。
そもそもの目的は中国舞踊のプロになる為の基礎として始めたのですが、元々身体が硬かった私は、大した努力もせず、向いていないと諦めてしまったこと。

その後、目的を失ったので、『取り敢えず』就職でもしてと思ったのですが、その頃日本はバブルが弾け、就職氷河期と呼ばれる時代に突入していきました。
特にやりたい事もないので、就職面接に行くと、受け答えもはっきりできず、その場で落ちたり、時には説教を受けたりと、当然ですが、1社も受からず、バイトに明け暮れていました。
しかもやたらと変なプライドが強く、説教されるとその場で逆ギレ…。
正直、自分の人生に絶望していました。

そんなおり、仲良くしていた友達から旅行に誘われ、お金がなかった事もあり、電車に乗ってあとはひたすら歩く歩くそんな旅でした。

歩いていると不思議だけど、嫌な事が忘れられるので、それが放浪する私の起源になっていくのでした。
目的もなくバイトに明け暮れ、就職もできず夢もなくetc
そんな日々が続く中、突然の意思決定。

『何もやりたいことがないから、歩いてみよう。』

所謂、自分探しの旅が流行った時代でもありましたが、私の場合は放浪の方が表現としては正しいのかもしれません。

当てのない金の無い旅の始まり、取り敢えず着替えとカッパ、フライパンと固形燃料、保存食を詰めてスニーカーで放浪を始め、東京都から始まり千葉、茨城と歩み始めました。
その当時の私はコミュ力がなく、話しかけられても上手く答えられなかったり、やってる行為がちょっと恥ずかしかったので、中々お話ができませんでした。

『人生が変わったキッカケ』
ある時、道の駅で野宿してたら、朝方おじさんに起こされました。
大分怪しまれながらも、何処から来たのか?や何をやってるの?と聞かれながら、おにぎりと温かいスープを頂きました。さらに、『泊まるところがないなら、うちに来い』と言われて久しぶりに温かいお風呂とお布団にありつけました。
大分野宿に飽き飽きしてましたから、正直ホッとした瞬間でもありました。

その家は農家さんで、人手が欲しいからと言われ翌日から住み込みで働かせて頂きました。

農家は朝が早く、わからないことだらけでしたが、収穫や仕事の喜び、感謝を教えて頂きました。
暫くして別れ、それがきっかけで、生産者さんと大きく関わるようになりました。
町に行っては、生産者さんと仲良くなり、仕事をさせて貰い、様々な課題や想いを受け取った事が今の私の仕事に直結しているのだと思います。

放浪から生産者へのお手伝い、働きながら旅をしていく旅人になり、偶に東京に帰ってはバイトして路銀を稼ぐフリーターへ昇格。

続く。

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