プリータス

前作「chain」、おかげさまでたくさんの方に見ていただけて嬉しいです。ありがとうございます。

https://note.com/kuyokaso_07/n/n3e55789e1c11

メロディもあるのに完成した形で世の中に発表できないのが悔しいです。
iPhoneに替えたい。


さて今回のプリータスですが、初恋少年とその友人プレイボーイの話ですね。
よろしくお願いします。


覚束無い君のその視線
風に靡くその髪、横顔摩る指
その瞳に惹き込まれて見つめる割には
おいおい こんにちはさえ目を見れないなんてさ

桜の蕾は膨らんでいた
君の口、理想、願いもまた
それでも君の 足も心も
震えたまま
もう頼りない背だ

その淡い理想抱いたまま
ただただ彷徨うなら
君に春は来ないと
僕は知っている

まあ、口に出せば最後なのは分かるよ
今言った「最後」がどっちの意味かは知らないけど
笑えるね
笑えないって?
そうかいそれはすまないね
なんだかそれでも笑えちゃうね
君なりの春を僕は今見てるのか

そうだ 初めはみんなそうだ
僕もそうだった 思い出した
あの人は元気なんだろうか
きっとまだ僕に足りなかった
もしくは余りすぎていた
風に流されるような
夢の輪郭を

その淡い理想抱えたまま
日々を過ごす事さえ
今は十分だって 僕は知った
遠い記憶の欠片の端
貴方に恋をしていた
ただ、その瞬間も
その時だけの

心だったと
僕は知っている


https://twitter.com/kuyokaso_07?t=1u_-PUeK4glaoCdaYvQ8mA&s=09

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