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社員紹介#2 飛込競技をたくさんの方に知っていただきたい

こんにちは。株式会社久世の広報担当です!

お待たせしました!社員紹介の第2弾です。
今回もアスリートとして活躍された方をご紹介します!
寺坂さんです👏✨


寺坂さんは、この度九州で開催されておりました「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」に出場され、1m飛板飛込競技にて見事銅メダルを獲得!

小学生の頃から飛込競技をされており、今回約18年ぶりに大会へ出場されたということで飛込競技への想いなどを伺いました。

<PROFILE>
氏名(所属):寺坂 利夫さん(戸田DC/センター長)
入社年月:2014年4月
【入社を決めた理由】
体の資本である「食」の流通過程に興味を持ち、商品管理者として入社しました。アスリートとして競技を行っていた頃から、パフォーマンス=食事だったため、食にはかなり気を使っていましたし、食べることは楽しみの1つでもありました。
【好きな食べもの】
ケーキ(フルーツ・チーズ・チョコ)、新宿中村屋のあんまん

――まずはじめに、「飛込競技」と聞いて何となくイメージはあるのですが、どんな競技なのか簡単に教えてください。

飛込競技は、飛び込みやダイビングなどと呼ばれ、「飛板飛び込み」と「高飛び込み」のふたつの競技があります。
飛板飛び込みは、1mまたは3mの高さにある弾力性に富んだ板から飛び込む競技で、高飛び込みは5m、7.5m、10mの高さから飛び込む競技です。
どちらも技の美しさなどを競います。

競技中の寺坂さん!キレイですね!!

――高いところから飛び込むのって怖くないのかな?と思うのですが、どんな練習をされるのでしょうか?

そうですね。陸上とプールの半々で練習をします。
陸上トレーニングでは基礎体力をつけるために筋力トレーニングをしたり、空中感覚を養うためにトランポリンを使用して宙返りの練習を行います。
プールでは、体に空中感覚を染みこませるために、ひたすら飛び込み続けて反復練習をします。1回の練習で約50本くらいは飛び込みますね。
選手時代は週6日、練習やトレーニングに費やしていましたよ。
集中して飛び込まないと大怪我に繋がることもあるので、練習でも集中力を切らさないようにすることが非常に重要です。

しっかり体づくりをして、集中力を切らさず練習していても怪我はつきもので、選手時代には手首の疲労骨折や肩の脱臼、網膜剥離に悩まされました。

――約18年ぶりに競技をされたとのことですが、仕事をしながらの練習は大変ですね。ブランクを感じたりはしなかったのでしょうか?

今回大会に出場することを決め、半年前から週1回ジムでトレーニングをして体づくりをしてきました。それに加え、2ヶ月前くらいからはプール練習も週1回行い、空中感覚を養う練習をしていました。
何とかなりましたね。私、天才なんで(笑)

――それは失礼しました(笑)
そもそも、何をきっかけに今回世界大会に出場することになったのですか?

今回は、日本で開催される大会ということで過去の実績から、お声掛けいただいたんです。実は私、小6の時に初めて全国優勝をしまして、それ以降も中学・高校・大学とインターハイなどで全国制覇をしました。
選手時代から飛込競技の魅力をたくさんの方に知っていただきたいという思いが強かったので、迷わず出場を決めましたね。

――全国制覇!すごい!
小学生の頃からずっと続けられていたんですね。

はい、小4の時にはじめました。
小3までは体操クラブでマット運動などをやっていたんですが、次は何をやろうか悩んでいたんです。
そんな時にトランポリンの先生から声をかけていただいたので、トランポリンをやることにしたんですが・・・
夏になったら、いきなりプールに連れていかれて・・・

トランポリンじゃなくて飛込競技の先生だったんです(笑)
ビックリしましたね。
もともと泳ぐのは苦手だったのですが、親に競技を続けるか塾に行って勉強するかの二択を迫られたので、飛込競技の道に進むことになりました。

それからは、世界選手権やオリンピックを目指して練習をしていましたので私の生活の一部でした。
でも、プールへ飛び込む反復練習を繰り返し行うため、その衝撃も強く左目が網膜剝離になりました。2度手術をしたのですが視力は回復せず、大学4年の時に引退を決意しました。

――今は、飛込競技をもっと注目されるスポーツにしたいと思っている。その想い聞かせてください!

飛込競技は日本ではマイナースポーツで、企業などの支援がないと海外の大会に参加することも難しい競技です。合宿や大会の参加費は、ほぼ自腹。
なので、選手時代から「飛込競技の魅力をたくさんの方に知っていただきたい」という思いが強くありました。
そんな思いから今回自国開催である「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」への参加を決めました。

――そして、ブランクをものともせず「1m飛板飛込」で銅メダル獲得!!おめでとうございます!

40歳の挑戦でした!ありがとうございます。
表彰台では、久世のジャンパーを着用して社名を世界にアピールしましたよ。
今回、社内取材をしていただきましたが、少しでも多くの方に認知され、選手活動を応援していただける方や企業が増えることを願っています。

表彰台にのぼる寺坂さん!銅メダルおめでとうございます!!


寺坂さん、ありがとうございました。

普段は、当社の根幹である物流現場の責任者をしている寺坂さん。
仕事でみる姿とまた違った一面を垣間見ることができました。

飛込競技、これから注目してみたいと思います!


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