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日本で一番古いキャラクター小説と世界初のラノベ One Minute Literature 第二号

 こんばんは。ウサギノヴィッチです。
 今回もあなたの貴重な一分をいただきます。

 みなさんは、日本で一番古いキャラクター小説と聞いて思い当たる小説はありますか?
 明治以降でですよ。江戸時代とかは抜かしてくださいね。まぁ、小説という概念がないので、自然と弾かれるのですが。

 正解は、『坊っちゃん』 です。

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 この作品は、登場人物が一人一人キャラが立っています。
 山嵐、赤シャツ、野だいこ、うらなり、マドンナ、彼らが出てきたら、どんな性格なやつかすぐにわかる。
 数年前に元嵐の二宮を主役の坊っちゃんにしてドラマ化してましてました。映像化しやすいくらいにキャラクターが豊富だということだということだということです。

 小説を書き始めたときに、大学の非常勤講師をやっている人とお話をしているときに、キャラクターを描くなら参考にした方がいいと言われて読みました。あっ。このキャラが出てきたってことはなにか起きそうだとかで、キャラクターが出てきたことで場面の展開がわかります。今でも読まれるキャラクター小説だと思いました。

 世界で初めてのラノベですが、これはラノベといっていいのか実はわからないですが、人と話していて、ラノベだよという結論に達したので、これはラノベです。

 その作品は、アンドレ・ブルトンの「ナジャ」という作品です。

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 これはぼくも未読なのですが、本は持っているで、パラパラめくってみると、挿絵が要所要所に挟まれているんですね。
 注意なのは、この作品はシュールレアリスムの作品なので、一回読んだだけではわからないというところです。内容もナジャと呼ばれる女の子に引っ張りまわされながらの逃避行的な話です。ナジャはブルトンに言います。「あなたは私のことを小説に書くわ。きっとね」とメタなことも言い出す始末です。
 そんな小説の迷宮に入りたい人にはお勧めします。挿絵も絵だけじゃなくて写真もあるので、もうわかりません。

 今回はキャラクターとラノベについて語ってきました。
 自論ですが、純文学でもエンタメでも、キャラクターは必要だと思います。純文学は、振り切ったキャラクターを書くときは、それ相応の意図があるときだと思います。エンタメだと、キャラクターが物語を作り出すキーパーソンになる可能性を秘めているので、プロットを考える段階でそれなりの準備が必要だと思います。
 と偉そうにいいながら、ぼくの書き方を少し披露してしまうとエンタメみたいなところがありますね。キャラクターを頭の中で作っておいて、プロットというレールに乗っけて動かく感じですかね。だから、ちょっとキャラ重視的なところがありますね。

 って、いう感じで、今日はここまでです。
 最後に長くなってもうしわけないのですが、無事に崩れる本棚の通販のBOOTHを開くことができることができることができました。

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