「『Q』:A Night At The Kabuki」を観て(ウサギノヴィッチ)
ども、ウサギノヴィッチです。
WOWOWに加入していると一年落ちで野田地図(NODA・MAP)の前の新作が観れる。
ちなみに今年は赤鬼をやったそうですが、入院のため観に行くなんて選択肢はございませんでした。
今回はQueenの音楽をテーマに、物語の下地をロミジュリで源氏と平家の争っている時代で、ロミジュリにもし最後に起こる悲劇が起こらずに、続いていたら……
その何重にもある物語のエッセンスを、3時間でやってます。正直、野田芝居の中では長い方では無いでしょうか。夢の遊民社時代はわからないけど。
●全体的な感想
相変わらずの言葉遊びよりも、今回はどちらかというと演出に目がいった。病院のベットのようなものを駆使したり、布を使っての転換とか、観ていてワクワクしたものになっていた。役者はそんなに一人を除いてアクの強いはいないし、そのアクの強い役者も野田秀樹の前では、普通の役者とやっていることに驚いた。
●一口メモ
・野田秀樹が嘘をつくところが気になる。役が物語からはけると言った後に再び出てくること。シナリオ上の不備でもあったのか。
・志尊淳がそんなにかっこいいとは思えない。
・広瀬すずは可愛い
・上川隆也が野田地図に初登場だとは全く思わなかった。
・橋本さとしの三枚目感が絶妙にいい。
・竹中直人が普通に普通。メイクとかでなんかやってくれそうなイメージだったのに。
・松たか子は安定したハイスコアを出してくるイメージ。
こんな感じかな。
以上です。
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