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私たちの出会いのこと

少し夜更かしをしているam2:30
こんな気の狂った夜でないと、まともにこんな記事を書くことはできないだろうからネイルを乾かすついでに私たちのことについて書く。

今日は序章


私は友達の助長で人に恋をしない、
私が恋に落ちた今までの人は皆初めて会ったその日からなんとなくそんな気がしていた。

私たちが初めて出会ったのは2018年4月の新歓飲み。その日も頭では分かっていないものの飲み会の終わりに私は気付けば最後にはちょこんと彼の隣に座っていた。
無論、ソフトドリンクで。

2次会のカラオケもちゃっかり隣を確保していた。もうこの時から好きだったのかもしれない
aikoのカブトムシを歌っていた、下手くそで気怠そうに

その時は知らなかったけど、彼はカラオケが大嫌いだ。
2年間、これ以来一緒にカラオケに行くことは一回もなかった、最初で最後のカブトムシを聞いた

カラオケ嫌いで有名な彼はどうしてこの日カラオケに来たのか
どうやら、彼女と別れたらしい

彼女と別れた彼はその日1次会で泥酔していた
顔付きは悪く、髭を生やし、浴びるように酒を飲んだ彼は引きづられるようにカラオケに来て

カブトムシを歌った



この日から、連絡を取り始めた
確か初めはこの班で飲みに行こうっていう話だった。数日後、

「だめだ、電話しそうになった」

って連絡がきて電話で語り明かしたまま朝を迎えた。
その後班飲み参加者は何故かななと俺の二人になったと報告された。

それから彼は少し遠い映画館まで私を乗せたバイクを走らせた。

「もう少し一緒に居たいから遠回りして帰ろう」

こんな少女漫画みたいな台詞を自然に言える人を初めて見た。

学校までの送り迎えをバイクでしてくれるようになり、バイトが終わる頃に電車で20分かかるバイト先まで迎えにきてくれた。
高円寺でお互いの服を選び、串カツを食べた。


今思えば、こんなに狙いにきてるのにどうして今こんな関係なんだろう



2018年5月、私は大学で出来た初めての彼氏と1年記念日を迎えた。

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