体組成計のある暮し


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Yasuro くんがチャットで「体組成計の出物がある」というようなことを知らせてくれたのは、お盆休みのころだったと思う。彼があたためているブログに追加した体組成計の記事を読んで、体組成計に興味を持った。

それというのも、去年から続くランニングのマイブームで巡ってきた本格的な夏になって、熱中症を避けるための水分補給について気になっていたからだ。家を出て、大量の汗が抜けるから、体重を測定すれば体重減として見えるに違いない。それだけならば、普通の体重計でもいいのだけれども、どうも最近、肩や胸が貧弱になってきたことが気になってもいた。走っているうちに糖分を消費すると、そのうちに筋肉を分解してエネルギーに変えているのではないだろうか?

体組成計といえば、国内メーカーが1万円程度で出しているというのに、彼が知らせてくれた Xiaomi の体組成計はわずか 2,140 円で、さらに特別な割引で 1,500 円を切る価格で入手できるという。しかも、送料は無料。嘘でしょう?どうなっているの?

信じられない価格だけれども、Xiaomi と言えば低価格帯のスマートフォンでシェアを握っているメーカーだから、優良メーカーといえるでしょう。

はじめて利用する Gshopper という EC サイトにアカウントを作成して、品物を注文して待つことしばらく。あっという間に届いたので、スマホと連携させて一応、動作確認はしたものの、ちょっと仕事の関係やらいろいろあって、当初の目的を果すのが遅くなってしまった。

ランニング前後に気楽に計測できるように玄関に置いてある。昔の目盛がついて、いかにも体重計なデザインだったら抵抗があったけれども、このスマート体組成計は、表示板らしきものはおろかディスプレイらしきものもなく、白い板で日常の風景に自然に溶け込む。

体重を載せるとランプが点灯し、体重がデジタル表示される。同時に連携しているスマホには体組成情報が通知され、専用のアプリで確認することができる。体組成を計測するには、裸足でないといけないのだけれども、発汗量を知るだけの目的ならば、靴下をはいたまま計測しても構わない。

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ランニング前:コップ一杯の水を飲んで、55.70kg。五本指靴下は蒸れを避け、足指のトラブルを軽減する効果があるという噂だ。それ以上に、ぼくはランニング足袋を履いているので、普通の靴下が利用できない。

この日は 5.7km を走ったらしい。ペースは 5:30 min/km。家に戻ってスマホで確認した体組成の結果が以下。体重は 600g 減の 55.10kg。プロテインのあとにコップ二杯くらいで補給できる感じだろうか。

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で、体重の値なのだけれど、もともとやせ型だったのが走るようになってからさらに 3kg も減ってしまった。身長に対する標準体重が 63.00kg で、今はそれより 7kg くらい軽い。同じ身長のなかで軽い方から 4% らしい。痩せというよりガリ。まずいな。

体組成の方は筋肉量が 45.80kg という嘘のような値だけれど、これでも不足しているんだって。理想的には 49.4-59.5kg だそうで、あと 5kg くらい筋肉を増やすといいんだそうだ。5kg 筋肉を増やすと細マッチョなのか?

BMI: 19.2, 体脂肪率: 13.1%, などなど。全体を総合すると、「運動不足型」だそうだ。言いたいことはわかるけれど、週に 30km 走っている人を掴まえて、運動不足はないよなぁ。Garmin のデータを秘匿しているから、体組成計はぼくがどんな活動をしているのか把握できないので、仕方ないけれど。プライバシー設定を変更したときに、体組成計がぼくをどのように評価するのか若干興味はあるけれど、当面はこのまま秘匿しておくことにする。


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