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10秒考えてダメならすぐ相談!それができるのが会社のイイトコ

結論はタイトル通り。「どこから手をつけようか…?」と10秒悩んだらすぐ相談しよう!それ以上時間かけても良いもの生まれない事が多い。厳しい様だが、みんな君の苦悩にお金を払ってるんじゃない。

[週報]現在弊社では全スタッフが週報をnoteにアップする活動中で、基本的にスタッフに語ってる口調で書いてます。


「この案件サポートで入って」と先輩から頼まれたけど「実際よく分からない」仕事って多いと思う。僕も商談に行って話を聞いてたら、想像はついても具体的には分からん…って事は多い。

今日ズッシー(弊社スタッフ)に仕事を任せることにした。

「この件、どこから手をつけよっか?」
「そうですね・・・・・・・・・・・」

ズッシーの中では僕のお願いが未知の巨大生物に見えた事だろう。。ごめん、ズッシー。

10秒考えて「全体像」「細部」がイメージできなかったらすぐに相談しよう。これはナノカラーのルール。聞くのは悪いことじゃない。仕方がない。でも「分かりません」って質問は良くないよね。相手の時間を奪うだけになってしまう。だから何が足りないかイメージしやすいフレームワークを伝えておく。

仕事の思考の流れはこう。

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収集→分析→分解→整頓→選択→再構築が基本。そして「基礎」「目的」「応用」がある。このサイクルをいかに早く何度も行き来し、構築までの速度と質を上げるかだ。

じゃ、簡単に説明していく。

収集しよう
情報を集める。塩コショウだけで美味しい料理は作れない。だから食材を集める。さあラーメンを作ろうとしたら何を集める?麺や出汁の材料を集めなくちゃいけない。もちろん出汁の取り方といった技術も収集が必要だ。


分析しよう
集めた情報を裏や横や上、いろんな角度から見てみよう。で、集めた情報に自分のタグ付けをする。情報に色んなタグをつけよう。ラーメンなら  #飲み帰り #二日酔い   #ガツン系和風   #あっさりニンニク  などのタグをつけておくと良い。

分解しよう
分解は一つ一つネジを外していき、何のために存在しているパーツなのかを理解していくためだ。「何だこれは?」という感情を大切にしながら分解しよう。豚骨ラーメンの出汁なら「ゲンコツ」「豚頭」「豚足」「たまねぎ」「にんじん」…の様に構成要素をバラバラにしていく。

整理しよう
分解したパーツをフォルダに整理する。煮干しはきっと出汁フォルダに入るよね。でもこのままだと取り出すのに時間がかかってしまう。そのために分析フェーズでタグ付けをしておいたのだ。出汁フォルダの魚介/ニンニク系/和風って書いてたら出しやすい。


選択しよう
いよいよ本格的にアウトプットの準備。フォルダからタグ付けした情報を取り出す作業だ。まずは完成に近づきそうな情報を取り出してみると良い。まずは取り出せることが重要で情報は取り出さないと役に立たない。だからフォルダにパスワードなんて設定している場合じゃない。フルオープンになってるフォルダからガツガツ取り出す。「これは使えないかもしれない」というのは熟練者の考えで、経験値の少ない人が考えることではない。


さあ、構築しよう!

取り出した情報をコネコネして試作品を試食してみよう。「なんか不味いな…」という違和感は、ゴールとなる「美味しい」を知らないと感じられない。この違和感を感じとった原因は「収集」「分析」「分解」「整理」「選択」のどれかが間違っているからだ。集めた情報が少なかったのか、分析や分解が足りなかったのか、正しいタグ付けができていなかったのか、フォルダ分けをミスったか?いち早く間違っていたポイントに戻り調整してみよう。

ここからが最も大事。これらの流れは全て「目的」があることで成立している。ラーメン作りの初心者がデミグラスソースの作り方を勉強してても無駄になる。でもフランス人に故郷を思い出すラーメンが食べたいとお願いされたらどうする?デミグラスラーメンはラーメン作りの応用。これが基礎と目的と応用だ。

この目的の解像度を上げることが、結果仕事の良し悪しを決めていると言っても過言じゃない。

「キレイなサイトを作る。」こんな表現は一切ウチの会社では使わない。「PDCA」といった人によって定義が違う言語も使わない。「売れるサイト」なんて以ての外だ。「売れる」の定義は企業によっても事業フェーズによっても違う。こんな曖昧な表現で仕事を進めるから、目的地の景色がボヤけてしまい、何を集め、何を選択し、何を構築するのかで迷子になる。まずは決める事だ。


難しい仕事はこれを繰り返すと、小さな「簡単」が見えてくる。この簡単を見つけられたらもうオッケー👌後はやるだけ。

さあ、みんな習うより慣れろ。悩む時間を1秒でも減らし、そして考えるんだ。


※いつも僕が手書きの絵をタイトル画像にしてましたが、週報は自分の写真でアップしていきます。スタッフ以外の方にはお見苦しいですがご了承ください。

Twitter: @nanocolorkwbt

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