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これからの宇宙開発と、宇宙関連企業の株で儲けるための考察

2023年の宇宙開発にまつわる良記事があったので、ここにクリップしておくとともに、遠くない将来来るであろう「宇宙産業バブル」について少し考察をしてみる。

宇宙開発は、2023年にどこまで進むのだろうか?そして我々素人は「宇宙関連銘柄」で儲けることはできるのだろうか!?(笑)

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宇宙開発は、その難易度によって地球のまわりそれ以外(月・火星・小惑星等)に分けると少し理解がしやすくなる。

国際宇宙ステーション(ISS)の運用中止が視野に入っている現状であるが、もはや地球周回軌道に衛星を投入する難易度はそこまで高くなく、民間企業レベルでも実現可能になってきつつある

一方、地球周回軌道を外れると、難易度と必要な予算が爆上がりとなるため、国家プロジェクトとしての取り組みが必要となる。

我々素人が宇宙産業関連株式で儲けるためには、ここは分けて理解しておいた方がよいと思う。ビジネスとしてまず実現するのは、地球周回軌道の方である。地球軌道から離れるミッションは、現状ではまだまだロマンの段階だ。

・・・というのを前知識として、記事をみていこう。

2022年はアメリカ航空宇宙局(NASA)が主導する「アルテミス計画」にとって初めてとなる「アルテミス1」ミッションが成功裏に終わり、「ハッブル」宇宙望遠鏡の後継機「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡(JWST)が撮影した数々の宇宙写真の公開など、宇宙開発・探査が大きく前進した年となりましたが、2023年はどのような宇宙開発や宇宙探査が予定されているのでしょうか?

上記記事より引用

アルテミス計画は、NASA主導の月面着陸プロジェクトで、日本のJAXAも強力している。民間企業も参加する官民一体プロジェクトであり、日本企業で参加\しているのはトヨタispaceである。将来的には月面基地建設につながってゆくと思われる。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、先進光学衛星「だいち3号」を搭載した次期主力ロケット「H3」試験機1号機の打ち上げを実施する予定です。打ち上げ予定時間帯は日本時間2023年2月12日(日)午前10時37分55秒から午前10時44分15秒に設定されています。

上記記事より引用

このあたりは三菱重工業が関与しているが、ビジネスとしてはまだまだだろう。一方で、アメリカでは次々と民間企業が様々なミッションを手掛けつつある。

アメリカでは「ヴァルカン」の初打ち上げが2023年第1四半期に予定されています。ヴァルカンは主力ロケットとして使用されてきた「アトラスV」ロケットの後継機です。全長は82mあり、第1段にはブルーオリジン社の「BE-4」エンジンが取り付けられます。

ヴァルカンの初打ち上げでは、米国の民間企業アストロボティック(Astrobotic)の月着陸船「ペレグリン」が搭載されます。ペレグリンには日本の民間企業ダイモンが開発した月面ローバー「YAOKI」も搭載され、月面を走行する予定です。この他にも相乗り衛星として、アマゾン(Amazon)の衛星コンステレーション「カイパー(Kuiper)」のプロトタイプ(試験機)2機も搭載されます。(中略)
2023年2月、NASAの有人宇宙飛行ミッション「Crew-6」が実施される予定です。Crew-6にはNASAのスティーブン・ボーエン(Stephen Bowen)飛行士とウォーレン・ホーバーグ(Warren Hoburg)飛行士、アラブ首長国連邦(UAE)のスルタン・アル・ネヤディ(Sultan Al Neyadi)飛行士、ロシアのアンドレイ・フェジェーエフ(Andrey Fedyaev)飛行士が参加します。

上記記事より引用

イーロンマスク氏のスペースXに加えて、ブルーオリジン社アストロボティック社ダイモン(日本企業)の名が出ている。

いっぽう、ボーイングが開発する有人宇宙船「スターライナー」は、2023年4月に有人飛行試験ミッション「CFT(Crew Flight Test)」を実施する予定です。搭乗するのはNASAのバリー・ウィルモア(Barry "Butch" Wilmore)飛行士とスニータ・ウィリアムズ(Sunita Williams)飛行士の2人です。

2022年5月19日にはスターライナーの無人軌道飛行試験ミッション「OFT-2」が実施され、打ち上げとISSへのドッキングと滞在を経て、無事に地球へ帰還しました。

上記記事より引用

これはボーイングのプロジェクト。

このように、無人・有人ふくめ、次々と宇宙開発が進行している段階である。

かつて不動産バブル、ITバブルや、バイオバブルがやってきたように、宇宙バブルが遠くない将来必ず・・・来る!!

宇宙バブルで儲けるために・・・個人的に注目している銘柄を紹介

バブルのときには株価が数倍~十数倍にもなる。その流れにぜひ乗りたいと虎視眈々と狙っている2023年1月である(笑) 

個人的に注目している銘柄を、以下にリストしてみる。(あくまで独断と偏見ですので、挙がっていない会社もあるかと思いますがご了承ください。逆に良い銘柄があればご教示いただければ嬉しく思います)

独断と偏見で選ぶ、宇宙関連産業有望株

三菱や川崎、IHIは宇宙・防衛産業のド本命であり、もしも個人的に「宇宙ファンド」を組むとすれば外せない銘柄であるが、すでに大企業であるためここから株価が何倍にもなるのは難しそうである。

個人的に注目しているのはキャノンである。三菱、川崎、IHIに比べれば宇宙産業としての知名度は低いと思うけれど、実は宇宙関連事業を行っていて2030年には売上1000億円を目指している。

関連会社の「スペース・ワン」が、和歌山県串本町にロケット発射場を作り、既に打ち上げを準備中である。

また、シグマ光機は火星探査機の光学系システムの半分近くを担っていて、今後探査機の分野にまだまだ活路があるだろう。さらに、宇宙とは少し分野が異なるが、レーザー核融合にもワンチャンあると思っている、興味深い銘柄である。

さて、規模的に株価数倍~十数倍のレンジを目指せるとしたら、オレンジ色の枠に示した「超大手ではない」会社だろうと思う。個々の会社全てには触れないが、ひとつだけ取り上げるとすると、エア・ウォーター社の取り組みが面白いと思っている。

牛の糞尿から水素エネルギーを取り出すという画期的な取り組みも行っているし、関連会社がホリエモンのロケット会社にも出資しているという、SDGsかつ宇宙関連銘柄である。

ただ、少なくとも今年前半は米国の景気は軟調で、日本も利上げ&増税しそうということで、全体的な地合いは良くないとみている。タイミングを見ながら、少しずつ仕込んでいきます 笑

(画像は写真ACから引用しています)


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