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【悲報】これやると9割赤字

TikTokの分析をしようと
アカウントを作ったものの
たわわな胸をゆさゆさしながら踊る
美女の動画を1時間も見てしまい、
分析どころじゃないタイプの男、
河原崎です。

ピコーン、ピコーン

「入電!入電!艦隊司令部から入電!」

というガンダムばりの
緊急連絡です。

というのも、
全国的に一躍ブームになった
冷凍自販機が現在、大ピンチ
だというのです。

仕入れた商品を補充するだけで
勝手に売れていく夢のような機械、
冷凍自販機。

大して手間もかからず
本当に美味しい商売です。

しかし、ブームが過ぎ去った今、
どこもかしこも大変な状況とのこと。

今日の話は、冷凍自販機だけでなく
社会情勢とマーケティングが
密接に関わる話になります。

私、毎週、オンラインで
飲食店オーナー向けに
脳科学や心理学に基づいた
マーケティングやコピーライティングの
ノウハウを伝えています。

そのミーティングの雑談中に
とある冷凍自販機で全国No.1
ギネスの売上叩き出した
敏腕社長から耳寄り情報が入りました。

冷凍自販機は現在ほとんどが
採算合わず投資回収が難しい状況で
9割が赤字とのこと。

その社長のところは
うまくいっていますが、
ラーメンや餃子なんかは
平均すると月商20万円台だそう。

人口が少ない地域では
自販機を設置した月は
もの珍しくそれなりに売上は上がる。

しかし、そこからどんどん
尻すぼみという状況とのことです。

なぜ、こんな状況に
なってしったのか?

それは、

“コントロールできないもの”

があるからです。

『自販機9割が赤字』

の話を聞いて
すぐに想像できた
コントロールできないものを
3つ書き出しておきます。

コントロールできないもの
1つ目は、社会情勢。

緊急事態宣言やまん延防止措置などで
外出自粛をしていた時は、
どこの家庭の奥様も日々の献立に
困っていました。

そんな中、きつねダンスの
ファイターズガールよろしく
衝撃的な登場を果たしたのが
冷凍自販機です。

「え!?あのコインランドリーに
 ラーメンの自販機があるの!?」

SNSや新聞でその存在を知った
献立迷子主婦たちは
こぞって買いに走ったのでした。

これはもう、ネットで大バズりした
ファイターズガール滝谷美夢さんの
ダンスを見て、

「いつかナマでその御姿を拝みたい」

と思い、それが叶った時の
反応と同じでしょう。

私もYouTubeで気づいたら
滝谷さんのきつねダンスを
何度もリピート再生してしまっています。

誰か止めて下さい。

ただ、緊急事態宣言も
まんぼうも解除され
自粛の意識がなくなった今、
外食への抵抗が薄くなってきました。

飲食店に足を運ぶお客も
戻りつつあります。

そうした状況で冷凍自販機に
食べ物を求めるかというと疑問です。

スーパーやコンビニにも
同じクオリティの冷食は売っていますし。

社会情勢に大きく左右される
ビジネスだと感じました。

コントロールできないもの
2つ目は、自然現象。

我々は、雨や雪を
操ることはできません。

三菱が気象兵器を開発して
それをどこかの国が使っている、
という陰謀論がありますが、
我々にはどうしようもないことです。

ちなみに三菱が気象兵器を
作っているは事実です。

ちなみにちなみに
1978年10月5日に
環境改変兵器禁止条約が
締結されています。

地震や津波を人工的に起したり
台風やハリケーンの方向を
変えちゃいけないよ、って内容。

つまり、人工的に天候や、地震
台風を操作する技術が当時から
あったということですね。

最近の台風も凄くきな臭いわけですが、
そんな時には外出を控えるでしょう。

自然現象はコントロールできません。

コントロールできないもの
3つ目は、お客様。

自販機が最も魅力的なのは、
24時間365日文句も言わず
働いてくれることです。

ただ、お客様は、
我々の思った通りに動いてくれません。

自販機は、
もちろんその場から動かないし、
「いらっしゃいませー!」
と声がけをすることもありません。

LINE友達やメルマガ会員を
集めるために声がけすることもない。

QRコードを自販機に
付けておいても良いですが、
果たしてどれだけ効果があるか。

次はどんな商品が入るかな、と
冷食を心待ちにする人は
ごくわずかでしょう。

店舗での営業の場合は、
滝谷美夢さん似のかわいい看板娘を
店頭に立たせるだけで集客できたり、

LINE、メルマガなどを使えば、
好きな時に好きなだけ集客できます。

ですが、自販機には
それができません。

そうした、明らかに
コントロールできないものがあるので
冷凍自販機の売上もコントロールが
難しいでしょう。

その結果が、
9割の自販機が赤字
なんだと思います。

私は、プロモーターであり、
マーケティングコンサルタント
でもあるので、
こうした分析は度々します。

我々は、タピオカやマリトッツォなど、
一時爆発的にブームになり、
尻すぼみしていくものを
幾度となく見てきました。

市場があまりにも
熱を持っているのを見ると
乗っかったら儲かる!と
思ってしまいがちです。

でも、それは、タイミングが
ものをいうこともあるし、
立地や客層の有無で状況は
様変わりします。

一時のブームで終わるのか、
長期的に売上を上げられるのか、
よく分析することが大切です。

美味しい話を聞いて
脳が興奮状態にある時はそれを認識して
一晩寝てみましょう。

朝、冷静になった頭で
もう一度メリットデメリットを考えてみる。

それでもメリットの方が大きいと思えば
やってみても良いんじゃないかな、
って思います。

よく分析、考えましょうね。

今回の話が、
あなたの参考になれば幸いです。

「こういった話があるけど
 どう思いますか?」

という質問も大歓迎です。

ということで、本日も
ナレッジ is パワー!

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