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イメージの力が頭脳の働きを活性化させる!?

どうも!大学生塾講師の川嶋です!!😄
今日は全国的に雨でどんよりとした気持ちになりますね。😞
どんよりとした時は、楽しいことをするのが1番ですよね!
僕は、YouTubeを観たり、ゲームしたりして気分転換します!
皆さんは気分転換に何をしますか??

さて、今日は前回の続きです。
前回の記事を見ていない方はぜひ見てください!

勉強をするにあたって、重要なのが「アクティブラーニング」と言われています。
従来の受け身な勉強法ではなく、能動的な勉強法がアクティブラーニングです。
その中でも「想起」と「再言語化」のテクニックを使うことで効率のよい勉強が出来るようになります。
前に「想起」についてのお話をしたものがあるのでよかったらのぞいてみてください!!😎

ここ3日ほどで「再言語化」のテクニックについてお話してきました。
今回で再言語化については最後になります。
その最後のテクニックは「イメージング」です。

◇『イメージング』

イメージングとは、何らかのシーンを頭に思い描いて学習を促進するテクニックの総称で、難しい問題への理解を進める働きがあります。
実験で効果が確認された技法があるので、紹介します。

1.イメージディスカッション
イメージディスカッションとは、頭の中で「架空の議論」を想像してみる勉強法です。

例えば、数学の難しい二次関数の問題を解いているとしましょう。
平方完成を基本的に使う問題が多いと、難しい二次関数の問題も平方完成を使って解くんだと思い込んでしまいます
実際二次関数を解くには微分の可能性にまで頭がまわっていないといけないのにまわっていなかった。
高校の数学になったとたん、難易度が一気に上がったように感じませんでしたか?
それは、一つの問題にたくさんの解法が用いられる場合が多いからです。
しかし、私たちは難しい問題に取り組んでいると、意識がどうしても細かいところばかりに向かい、柔軟な考え方が出来なくなってしまうのです

イメージディスカッションは、この問題を解決してくれます。
架空の議論を行うことで、客観的な視点を促してくれるのです。
架空の議論をイメージすると、問題を一歩引いたところから眺める感覚が生まれます。
目の前の問題が良い意味で「他人ごと」になり、心に余裕ができたような状態になるわけです。

このテクニックを実際使う場合、次のようなディスカッションをイメージしてみてください。

・数学で複数の解法がある問題について、「どちらの解き方がよりスマートだろうか?」を想像上の相手と議論してみる
・世界恐慌でイギリスが行ったブロック経済について、賛成派と反対派の討論を空想してみる

いずれにしても、テーマに決着をつける必要はありません。
頭の中で議論さえやってみれば効果が得られます。

他にも2つほど簡単に紹介します!

2.ソロモン・イメージング
旧約聖書に登場するソロモン王のエピソードにちなんで考案されたテクニックです。
もし親しい友人なら同じ問題をどうやって解くかな?」と考えてみる勉強法です。
イメージディスカッションがめんどうな場合は、こっちを試してみるといいかもしれません。

3.パーソナライズ音読
パーソナライズ音読は、英語の理解力やスピーキングの能力を高めるために開発された手法です。
英文などの主人公の単語をすべて自分(I,my,me)などに置き換えることです。
つまり、文章を個人化(パーソナライズ)したということです。
文章内の主人公を自分に変えるだけで内容がイメージしやすくなるのです。
分かりにくい文章があれば、試しに「自分に変えられないか」と考えてみてください。


今日まで、勉強法を何個か紹介してきました。
「どんな勉強法がいいだろう?」と迷っても、決してあわてないでください。
一番大事なのは、科学的な学習において本当に大事なポイントはたった1つ、「アクティブラーニング」だけだからです。
受け身ではなく、自分から能動的に学ぶ姿勢が大事なのです。

「どうしたら、もっと簡単に覚えられるだろう?」
「どうやったら、もっと面白く覚えられるだろう?」

このように常に考え続けて自分に合ったアクティブラーニングを見つけてみてください!

では、また!👋

『BIGになる』ためには、今の僕では力不足です。皆様のサポートが僕の力になります。僕の成長の糧にします!よろしくお願いします!