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『響け!ユーフォニアム3』3話所感。と少し考察とか。

第3話のベストショット

(蛙๑╹ω╹๑ )<さっそくだが。

京都アニメーションの背景(と言うか『響け!ユーフォニアム』の背景)は、現実と見紛う程に美しい。

有名なものはこれとか。

大元のソースが見つかりませんでした!
写真元をご存知の方は情報お願いします!

こちらとか。

もはや実写である。


第3話で背景を担当していたのはこちらのスタッフさん達でした。

(蛙๑╹ω╹๑ )<自社スタッフに加え、京アニ作品の背景ではお馴染みの『アニメ工房婆娑羅』も名を連ねている。

有限会社アニメ工房婆娑羅(アニメこうぼうばさら)
は、アニメーション制作のうち、作画作業の請負および背景画制作を主な事業内容とした日本の企業。

あにまる屋(現:エクラアニマル)所属アニメーターの鈴木信一と美術監督の田村盛揮(田村せいき)を中心に、同社作画部門の一部と美術部門が独立する形で設立された。
かつてあにまる屋の同僚であった木上益治の繋がりもあり、めったに下請けを他社に委託しない京都アニメーション作品に、在京のアニメスタジオでありながら長く関与していた。

Wikipedia

(蛙๑╹ω╹๑ )<木上益治さんとの繋がりが一番大きかったのかな。

木上 益治(きがみ よしじ、1957年〈昭和32年〉12月28日 - 2019年〈令和元年〉7月18日)
日本の男性アニメーター、アニメーション演出家、アニメーション監督。京都アニメーション取締役。大阪府出身。

幼少期に、ディズニー作品や手塚アニメ、『バットマン』や『スパイダーマン』などのアメリカンコミックを見てアニメーションを志す。
2年間働いて学費を貯めた末に、東京都内の専門学校東京デザイナー学院に入学し、ガソリンスタンドでアルバイトをしながら通学した。
在学中の1979年にシンエイ動画の募集広告を雑誌で見つけて応募して採用され、専門学校は中退した。同期に大塚正実、一年後輩に奈須川充らがいる。
シンエイ動画では、通常は入社から8年から10年の経験が必要と言われる作画監督に約2年で昇格し、『怪物くん』シリーズなどを担当しつつ、夜間にも別のアニメの仕事に就いていた。
1982年、6人の同僚と共に独立し、あにまる屋(現:エクラアニマル)を設立。
その頃には「木上に描けないものはない」
と呼ばれるほどに業界に知れ渡り、名指しで仕事の依頼が入ることもあった。

1990年に「地元の大阪で母親の面倒を見たい」という理由であにまる屋を退職。
翌年、京都アニメーションに入社し、同社が躍進するための大きな原動力となった。更に、京都アニメーションプロ養成塾・アニメーター科の講師も務めるなど、若手の育成にも携わっていた。

2019年7月18日に発生した京都アニメーション放火殺人事件に遭遇。その後安否不明状態が続いていたが、8月2日に京都府警察より遺族の同意の上で死亡が公表された。61歳没。

Wikipedia

(蛙๑╹ω╹๑ )<京都アニメーションは自社でアニメーション制作が完結する会社ではあるけれど、連綿とした繋がりが、今までの、そしてこれからの作品を創造していくのだなぁ。

木上さん、ありがとうございます。
木上益治さんがご冥福でありますよう。



(蛙๑╹ω╹๑ )<第3話冒頭から、背景美術に即ノックアウトされた。


(蛙๑╹ω╹๑ )<この背景美術の聖地に関しては、この後明記する。


そんな始まりで、今回も、『響け!ユーフォニアム3』の所感、そして少しの考察をつらつらと書いていこうと思います。

最後までお付き合いお願いします。
きっと面白い少しの発見がありますので。



すずめ「あっ!ぶちょぉー!」

(蛙*^ω^*)<コイツッッッッ!!!!

釜谷すずめにはどうしても「裏側」を感じずにいられない。きっと最終楽章のキーマンなのであろう(最終楽章の原作未読)


辞めたいって言われたら俺は止められん。

(蛙๑╹ω╹๑ )<幹部ノートより。

確かに。
「辞めたい」
という本人の希望をむのが優しさなのか。
それとも、「続ける事で成長や成功に繋がる!」「みんなでフォローするから一緒に頑張ろう!」
など、未来の話をしたり、サポートして引き止めるのが優しさなのか。
難しい問題である。


麗奈「フォルンの竹川さん、また足が合ってない。ズレたら後ろの子が危ない。前にも言った」
竹川「はい」

(蛙๑╹ω╹๑ )<麗奈、なかなかのスパルタ指導と他部員の前で名指しの叱責というパワハラである。

この指導は果たして正しいのであろうか?

という疑問を抱いたので(みんなの前で名指しは個人的には怖い)、関連するものを少し調べてみた。

□引用『パレオな男』
※いつもお世話になっております

なお、日本におけるパワハラの定義は以下。

厚生労働省のパワハラ定義によれば、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義させている。

しかしながら、どのような行為、状態、態度がパワハラに相当するのかなど具体的ではない

厚生労働省

さらに、久留米大学の研究チームが過去の裁判の事例を集め、「多くのパワハラに共通する要素」をピックアップして18項目にまで絞り込んだものを、「職場のいじめ日本語版尺度」と比較して、460人の男女の答えをベースに妥当性をチェックしたものが以下。

これらを見て、麗奈から部員への対応、それらに対する部員の態度、を鑑みると、

項目14:上司に対して部下が萎縮している(パワハラ状態)

が成立していると言えそう。

また、新入部員(吹奏楽未経験者)への、

項目7:到底達成できないノルマや仕事を無理やり押しつけている(パワハラ行動)

も部分的に当て嵌まると言えなくない。

(蛙๑╹ω╹๑ )<高校3年生、部員の指導を行うドラムメジャーの高坂麗奈は、当たり前だがまだまだ指導者としては未熟だと言える。

いや、そんなもの本当に当たり前だ。
世にどれだけ未熟な上司がいることか。
話が逸れたので戻すと、

北宇治高校吹奏楽部、今まさに発展途上

である。



久美子「大人になるって大変そう」
麗奈「先生はどうだったんですか?」
滝「今の自分はどちらかと言うと、子供の延長線上な気がします。自分が大人か子供かというのは、“周りの環境“によって決まるのだと思います」

(蛙๑╹ω╹๑ )<これは麗奈に対する「解」だよなぁ。という。

少し話はズレるのですが、

「裏切らない人」はこの世にいない。

という話を聞いた事があります。

と言うのも、「ヒトは自分が置かれた環境によって、他者をどうしても裏切らざるを得ない状況が存在する」からです。

例えば、あなたの親友と、我が子と妻が、トロッコ問題の2つの路線の先にいるとしましょう。

出典

あなたは、親友か、妻と子、必ずどちらかを裏切らなければならない状況である。と言えます。

環境によって、人は変わらざるを得ない状況・事態が必ず存在する。
という話です。

これを高坂麗奈に置き換えてみると、麗奈は未経験者を切り捨てず、吹奏楽部全体のレベルを全国レベルに引き上げる(今回はサンフェスに全員付いて行けるレベルに成長させる)ために、指導者として成長しなくてはならない。
という事になります。

ただし、第3話では"麗奈の成長"というよりも、久美子や義井沙里の部員全体へのケアとフォローアップ(助力)を借りると共に、「みんなで全国金賞!」に向けた部全体のモチベーションに助けられています。

自主練の時間を取らない部員に対する怒りを久美子に吐露する練習熱心な部員(吹奏楽経験者)と、自主練を頑張る竹川さんの描写が分かりやすく差し込まれていました。

この後に、義井沙里の苦悩を久美子が打ち明けられ、氷解するパートが来るので、第3話に関しては、麗奈自身の成長ではなく、部員(吹奏楽部全体)の前進。
という形が描かれた事になります。

(蛙๑╹ω╹๑ )<つまり、麗奈の成長も描かれるという事になります。(たぶん)

どちらにせよ、第3話で退部者が出なくて良かったにぃ。ユーフォ第1期では7話で久美子の幼馴染である葵ちゃんの自主退部が描かれたから、どうしても不安になってしまいます。


(蛙๑╹ω╹๑ )<と、言うか。

麗奈の指導スタイルって、滝先生をお手本にしてるのがよく分かるんだよな。


指導スタイルの是非は置いといて、吹奏楽という個人の力量を全体のバランスと合わせなくてはいけない音楽だと、名指しの指導になるのは致し方ない所はあるのだろうな。
個のミスはその場で修正しないと、全体のクオリティは遅々として改善しないものな。

(蛙๑╹ω╹๑ )<やはり吹奏楽部が体育会系だと思う1つの要因である。



相談というのは別にあって。

すずめ「このままいくと、一年、部活ボイコットしますよ」


(蛙*^ω^*)<コイツッッッッ!!!!!!!! 其の2

釜谷すずめは、策士であり、厄介な味方である。

というのも、第3話では描かれていましたね。
憎めないが、憎たらしいぜ。

部、全体の事を考えている。

とも言える。

黒江真由「私、たまにこういう所あって」

そして、今の所「部、全体の事を考えていない」黒江真由の登場である。

この時の黒江真由、もしかしたら「退屈」だったり「集中」していたり「安心したい」状態かもしれない。

□ハッピーライフより引用


(蛙๑╹ω╹๑ )<女性が髪を触る時の行動心理学である。あくまで一つの可能性。しかし、退屈(あまり関心がない)の様には見える。


(蛙๑╹ω╹๑ )<まあ、先輩の指導内容にストレスを抱えている部員がいなくなる事で、練習の精度が向上する、というのも解る。

が、少なくとも久美子が目指す『北宇治高校吹奏楽部の全国金賞』ではない。


神馬しんめ像(許波多こはた神社)

(蛙๑╹ω╹๑ )<どうやら、義井沙里の実家は京都府宇治市五ケ庄古川に在るらしい。

京都には幾つか『神馬像』が在るが、最も似た画は許波多神社だった。

十中八九間違いなかろう。

Wikipedia

(蛙๑╹ω╹๑ )<やはり美しい風景。風景画と言ってよい。第3話も大変美しい。



□追記 (蛙ω )<神輿がいつもより長く観れるって!

(蛙๑╹ω╹๑ )<聖地巡礼はかどるなぁ!



❑白いマーガレットの花言葉『誠実』『信頼』

(蛙๑╹ω╹๑ )<『心に秘めた愛』なんてのもあるけれど、ここでは久美子の『誠実』と沙里の『信頼』という事になるでしょう。

(蛙๑╹ω╹๑ )<沙里の背景にある、2本のチューリップ🌷にも意味があるはず!

と意気込んだものの、イマイチピンとこなかったです。

出典

(蛙๑╹ω╹๑ )<思い過ごしか……。


ゴン……お前だったのか……?

□Creative Pebble V3 ホワイト 入力切替(USBオーディオ/Bluetooth/3.5mmピン入力) Bluetooth 5.0搭載 8W RMS ピーク出力16W USB Type-C/Type-A アクティブ スピーカー SP-PBLV3-WH


(蛙๑╹ω╹๑ )<ゴンさんは特に関係無いです。言ってみただけです。

沙里の部屋にあるスピーカーはクリエイティブ社のものっぽいですね。ちょっとデザインが違う気もするが……。
もっと詳しい方いらっしゃいましたらご教授ください。

ピンクのメトロノームはYAMAHAさんでした。

(蛙๑╹ω╹๑ )<安定のYAMAHA



おい、すずめ。顔を見せろ。


沙里「私、あの人が部長で良かった」

すずめ「そっか」

(蛙*^ω^*)<コイツッッッッ!!!!!!!! 其の3



(蛙*^ω^*)<てんめー、顔見せて「そっか」って言え。表情見せろ。さてはお前敵か????


相変わらずすずめの正体が見えん。

まあこれも伏線という事なのだろうけれど、ずっとカエルの心はすずめに揺さぶられてばかりです。


(蛙๑╹ω╹๑ )<ユーフォの眼鏡キャラは裏(秘めた熱いもの)が在るからよぉ……。

田中あすかパイセン


(蛙๑╹ω╹๑ )<付け足し。

釜谷すずめは第1話〜3話の中で、眼鏡フレームの色がコロコロ変わるキャラクターでもあります。
確認しただけでも、『ピンク』『イエロー』『ブラウン』『ホワイト』があります。

□3話より


「メガネオシャレな奴」の一言で終わらせる事も出来ますが、花言葉と同じ様に、眼鏡フレームには眼鏡フレームの心理学というものが存在しており、

□レッド・ピンク:目立ちたがりや派手好き、自己愛が強い
□ブルー・ネイビー:冷静で落ち着いた性格で派手なことはあまり好まない、知的に見られたい願望がある
□ブラウン:目立つことは好まず、冒険はしない、バランスを考える
□ホワイト:個性的な自分をアピールしたかったり、人とは違うこと知ってもらいたい願望がある
□黒縁:目立つことが嫌いで自分をあまり前面に出さない消極的
□メタル:二面性を持っている

出典

(蛙๑╹ω╹๑ )<黄色が無ーい!

のはともかく。
そこまで意図してキャラクターの眼鏡フレームの色を指定しているかは定かはではありませんが(されど、京アニ)、眼鏡のデザインや色には、

「自分をこう見せたい」「こう見られたい」という外への印象を操作する効果と、自身の内面の発露という二面が存在します。
なので、釜谷すずめの眼鏡フレームが、京都アニメーションの十八番『花言葉が印象的なカット』と同様に、シーンやすずめ自身の内情を表現している可能性は十分あります。

(蛙๑╹ω╹๑ )<あると思って観てみた方が面白いかもしれない。

□2話より


□1話登場シーンより

(蛙#^ω^#)<釜谷すずめ コイツッッッッ!!


(蛙*^ω^*)<お前の様な天然キャラがいるか!! 化けの皮剥がして内面暴いてやるぉ!!!!


(蛙๑╹ω╹๑ )<次回も眼鏡の動向を追っていきます。



(蛙๑╹ω╹๑ )<という事で、第3話の所感やら考察やら聖地特定やらでした。

たぶんまたTwitterにて発見TLなどを追記すると思います。
Twitterにはアツい特定班、考察班がいるので、本当にすごいなぁ、と思います。


カエルのこのnoteも、本来は長々書くつもりはなかったんですが、また色々調べたりしてたら長文でnoteの作成に4時間かかってしまいました。毎度長くなってます笑

(蛙*^ω^*)<眠いです!


今回も

(蛙๑╹ω╹๑ )<と言うか前回も、たくさんの人に読んでいただけたそうです。ありがてえなぁ。


さらに、「今、このnoterが面白い」の選考用マガジンに登録していただけたらしいです。

(蛙๑╹ω╹๑ )<実際に掲載されるのかは分かりませんが、そういうメディアにnoteを見付けてもらえたのは嬉しい。

またカエルが面白そうと思える情報を拾いながらnote書くしかあるめえ。


そんな感じで今回は以上です。

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それではまたᐕ)ノシ

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