『急瀬扁桃炎』について調べてみた。

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 現在扁桃炎に苦しんでいます。

『扁桃炎』とは、口蓋から喉周りにかけて炎症が起き、それに伴い高熱、頭痛、吐き気などが起きる疾患のことで、細菌性とウイルス性があります。
 
 カエルは幼少期から扁桃炎ととても仲良しで、小学校低学年の頃は扁桃炎が原因でよく点滴を打ちに通院していました。
 
 殺したいほど憎たらしいやつでして、もっとも厄介なのが、つばを飲むだけで激痛が走ること。
 固形の食べ物どころか、水分さえ痛みを味わわないとお腹に入れることができません。
「子供の頃の風邪の思い出」と言えば数日学校を休めて、親が付きっきり看病してくれて、ご飯とおやつにプリンを食べさせてくれる……的なハートフルなものが定番ですが、カエルにとってはプリンさえ地獄で、祖母が擦り下ろしてくれたリンゴを時間をかけてゆっくり啜って喉の奥に流し込む。という修行僧のような過酷な闘病生活を思い出します。
 食べたくても食べれないのですから治りも悪く、その結果、1週間単位での点滴(6時間とか)通院生活でした。

 大人になってからというもの、抵抗力が当然違いますから、扁桃腺が腫れても風邪薬飲んどけは喉の腫れも痛みも引いていく。というふうに変化していましたが、今回は満を持して扁桃炎がカエルを祝福してくれているようで。

 ここ2日ほど、固形の物が食べれておりません。
 メインの食事はゼリー飲料。それとイヌリンなどを入れたヨーグルト。

 以上。
 
 なるほど。大病を患って流動食しか食べれなくなった人の気持ちとはこういうものか。と人として少し成長したような気がします。
 
 コンビニやスーパーに入っても、カエルの視界に入る食べ物の殆どに✕印が付きます。
 コンビニの入ってすぐに設置されている栄養ドリンクとゼリー飲料だけがカエルを唯一歓迎してくれます。

 これ、なんて地獄?

 ツバを嚥下するだけでも痛く、炎症から発生したタンが喉に絡んでまた痛くなり、睡眠中何度もタンを吐き出すために目が覚めます。
 
 ほんとこんな辛いの初めてってくらいキツい。

 さて、そんな扁桃炎ですが、原因には大きく2つありまして、
細菌性(一般的なものはA群β溶血性連鎖球菌(溶連菌))』と、
ウイルス性(アデノウイルス(咽頭結膜熱、プール熱など)、エンテロウイルス(ヘルパンギーナ、手足口病~夏)、単純ヘルペスウイルス、EBウイルスなど)』があるそうです。

 さらに、扁桃炎が悪化すると『扁桃周囲腫瘍』というものに発展するそうで、炎症が周囲に広がり膿を貯めます。強いのどの痛み、発熱、開口障害(口が開きにくい)などの症状が出ます。放置すると気道の周囲にむくみ(喉頭浮腫)を生じ、呼吸困難となることがあります。

 今でさえ地獄なのに悪化するとかアホか。バカなの?死ぬの?


□対処

 先ずは耳鼻咽喉科へ。
 細菌性かウイルス性かで処方されるものが異なるため、市販の風邪薬で熱が下がるまで様子見とかは危険です。

抗生剤内服
抗生剤・鎮痛剤などを内服して治療します。痛みが強かったり発熱がある場合は、座薬を使用します。溶連菌感染の場合は、症状がとれてからも数日内服を続けないと細菌が完全に消えないことがあります。

抗生剤点滴
炎症がひどい場合は抗生剤点滴をします。可能であれば朝夕1日2回行った方が効果があります。食事が摂れない場合は水分も点滴で補給します。

扁桃周囲膿瘍切開
炎症がひどいと扁桃腺の奥へ膿が溜まってしまいます。その場合は、針で刺して膿を抜いたり、切って膿を出します。

扁桃摘出術
扁桃炎を繰り返す場合は、炎症が治まっているときに、扁桃を摘出し、再発を防ぎます。

 小さい頃に「扁桃切除する手術する?」って聞かれたことがあった気がしますが、未だに扁桃炎で苦しむということは、目先の手術への恐怖に尻込みして、手術しなかったのでしょう。
 過去の自分が憎いです。
 
 
 ちなみに、空気が乾燥しているこの季節。
 暖房を点けっぱなしで睡眠を取って、喉がカラカラに乾燥すると喉を痛め、そこから細菌が繁殖しやすくなります。
 カエルがまさに今回これでした。
 
 せめて空調をタイマー設定していれば。
 後悔先に立たず。

 仕事柄、今回も扁桃摘出手術をするという訳にもいかないのでまずは治すしかありません。
 
 皆さまも、空気の乾燥、喉の乾燥、十分にお気をつけください。


 ああ、早く固形のご飯が食べたいなあ。

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