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世界のコンテンツを覆す【VTuber:バーチャルユーチューバー】

 こんにちは(o・ω・o)オタクです。
 
 今回はVRコンテンツ。その中でもカエルが好きなVTuberについて。
 
 日本には『ジャパニメーション』『漫画』『オタクカルチャー』など、世界に誇るサブカルチャーコンテンツが存在します。
 
『VTuber:バーチャルユーチューバー』も、日本が発信した新しいカルチャーの一つ。
 
 VTuberに詳しくない人でも、YouTubeの投げ銭システムである『スーパーチャット』において、2020年度スーパーチャット世界ランキング1位に輝いた、桐生ココというVTuberを見聞きした事がある人もいるのではないでしょうか?

 そんな桐生ココは、先日、7/1の卒業配信をもってVTuberを卒業してしまった訳ですが……。

 その卒業配信アーカイブは、2時間という動画にもかかわらず、配信開始2時間で400万回以上再生されるなど、桐生ココのVTuberとしての存在価値を示しました。

 
 VTuberを生み出したのは日本ですが、今やVTuberという存在は世界のものになりつつあります。


■グローバルで楽しめるコンテンツが世界を変える
 

 桐生ココと同じ組織である、ホロライブEnglishに所属するVTuber、『がうる・ぐら』がYouTube登録者数297万人を突破し、VTuberで世界一の登録者数になったことがNEWSになりました。
 
 これまでのVTuber登録者数世界ランキングでは、日本のキズナアイ

 が296万人でトップでしたが、遂にVTuberの先駆者であるキズナアイを、活動歴1年未満のニューカマーが追い抜いた形となりました。
 
 
 桐生ココ、がうる・ぐら、キズナアイこの三者の共通点として、ファン層がグローバルである。ということが挙げられます。

 桐生ココはアメリカ出身でありながら流暢な日本語(初配信ではまだカタコトだった)を使うVTuberとして日本でデビューしました。


 
 がうる・ぐらは英語圏が活動拠点でありながら、日本語を勉強中、日本の有名な音楽を配信で歌うなど、海外メインであり、日本人でも楽しめるVTuberです。


 
 そしてキズナアイは2016年に初めての動画を投稿した、VTuberのパイオニアとして、純粋なVTuberファンたちに日本・世界問わず愛されています。

 
 

■『翻訳切り抜き動画』が大人気

 日本人にしろ、海外勢にしろ、母国語以外が堪能で、ましてやリアルタイムでコメントや会話が進むVTuberのライブを100%楽しむのは困難。
 
 そんなニーズにマッチしているのが、

『翻訳切り抜き動画』です。
 

 
 切り抜き動画とは、公式・非公式が配信アーカイブから面白い部分だけを切り抜いて短い動画として投稿しているもの。
 
 今、活躍しているVTuberのほとんどは編集された動画ではなく、1時間〜の生配信(ライブ)が主流。
 リアルタイムで見ることができないリスナーはアーカイブや切り抜き動画で楽しんでいる。
 
 そして切り抜き動画では、海外VTuberの日本語訳テロップ入りの見やすい動画に編集されているため、楽に配信を追うことができる訳です。(切り抜き動画は配信後1時間も経たず投稿されることが多いので、タイムラグも少ない)
 
 もちろん逆も然り。
 日本語オンリーのアーカイブを英語訳した切り抜き動画も多数存在しています。
 
 

■さらに独自の進化を続けるVTuberコンテンツ

 日本のアニメを海外の人が見て、どんな反応をするのかを、日本人が見る。いわゆる、

『海外の反応動画』

 と呼ばれるものが存在しますが、VTuberコンテンツでも既にこの海外の反応動画があります。
 
 海外の動画配信者が『日本のVTuberの配信』を見ている動画を、日本語字幕付きで見る。
 
 という、二転三転していて、何が何だか解らないレベルですが、このコンテンツにも一定の需要があります。
 
(蛙・ω・)<みんな、自分たちが楽しんでいるものが世界でも楽しまれているのか、共感されているのか、気になるものなのでしょうね。

 動画のコメント欄に「俺が海外VTuberの日本語練習動画を見ている時がこんな気持ちだわ」のようなコメントがあるので、共感しながら一緒に楽しむというのは、世界共通の感覚なのかもしれません。

 
 

 これまでも、独自の発展を遂げるVRコンテンツや、VTuberの多様性についてnoteを書いてきましたが、本当に、増々面白くなるコンテンツから、一瞬たりとも目が離せません。



 
 桐生ココ会長が卒業してしまったのは悲しいですが、あの声が聞こえなくなった訳ではないので(アーカイブもあるし、中の人は元気だし)、我々ファンは、推しの今この一瞬を大事に楽しみましょう。
 
 まだVTuberに触れたことがない人は、ぜひ触れてみてほしいなと思います。
 VTuberの魅力は、ゲーム配信や雑談だけではありませんよ。

 数学や第二言語習得を配信しているVTuberもいます。
 アカデミックな専門知識を配信しているVTuberもいます。

 
 ぜひ、未知のカルチャーに触れてみてください(o・ω・o)

 
 

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