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ヤギ健太の『遊撃手はやったことがない‼️』(左中間編)

ヤギ健太が思いつきで一筆書きした、
小説風の小説風ショートショート(作家ではないので、あくまで”風”の”風”)を、お届け‼️

マサシとサトチに任せておけば、安心なんだよ。

内角高めのストレート。

少しくらい、
甘く入ったって、
問題ない。

左中間に飛んでくれれば、
大丈夫。


こんなに、
心強いことは、
ない。

アイツらが、
守ってるんだ。

マサシとサトチ。

彼らは二人とも、
そんなに足も速くない。

でも、
センスが違うのかな。

打順も一・二番で、
コンビらしい彼ら。

打つ方の話は、また別の機会に。


トモユキの球威があれば、
フェンスを越えることは、
実際に殆ど考えられない。

あるとすれば、
高いフライや、
どん詰まりの、
ポテンヒット。

マサシとサトチの、
左中間に加え、
ショートには、
ヤマダがいる。

ヤマダくんの話は、別に書いた。


とにかく、
ウチのチームの、
左側の守備は、
とんでもないの。


だから、
何度も、
トモユキに、
こう伝えた。


「内角に投げておけば、なんとかなる。

打たれたら、もちろん、オレの責任。

でも、考えてみろよ。

あれだけの守備が、お前を、護ってくれてんだ。

ぜひ、打たれようぜ。

そして、彼らに、活躍してもらおう。」



こんな感じ。

折角の、
とんでもない彼ら。

使わない手はない。
これは、ビジネスでも、一緒。

私は、
彼らが、
どんな練習をしていたのか、
なんとなく知っている。

詳しくは、説明できないけど。

副キャプテンの、
アオバくんの下、
外野陣は、
オカシナ練習を、
毎日やっていた。

パッと見、
分からないけれど、
想定してることが、
2つ先を行ってる。

そして、
今日も、
左中間に、
フライがあがる。

結構、イイ当たり。

でも、
私は、
次の打者について、
考え始める。

結果は、
見なくても、
分かる。

まぁ、そゆことだ。

ビジネスも、一緒だ。



それでは。

【いつか、また、どこかで】

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