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オーガニックでフェアトレードのエシカルなコンドームを勇気を出して彼に買ってきてもらった話

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

今回は「コンドーム」についてです。

「性」に関するものとして、布ナプキンは以前書きました。

今回は、たまたま流れてきた広告で「パパと娘で共同開発されたオーガニックでフェアトレードのコンドーム、「Sustain」」というものを知り、確かにコンドームって性感染症を防ぐことができるものの、発がん性物質を使っている会社があったことがニュースになったりと、ちゃんと考えなければならない、身体に一時的に入る人工物だなあということに改めて気づかされたのでした。

サステインのコンドームは、発がん性があるとされている「ニトロソアミン」や「パラベン」、「グルテン」フリーで作られており、NON GMO(非遺伝子組み換え)の素材を使用している。またパッケージに関しても、持続可能性に配慮した森林の管理をしていることを認証する「FSC認定」、安全性や製品適格性を認める「FDA認証」も取得しているといったこだわり商品だ。10枚入り(約1,360円)、40枚入り(約5,700円)、144枚入り(16,400円)があり、定期購買もできる。

素晴らしいなと思ったのは、この商品を作った起業家ミカ・ホランダーが、「リプロダクティブ・ヘルスケア(=性と生食に関する健康・権利)にアクセスできていない女性が、アメリカ人口の15%にあたるおよそ2,000万人を超える」ということ、「女性の声が反映されたセクシャルヘルスケア用品の少なさ」(アメリカのコンドーム購買者の約4割は女性なのにもかかわらず、コンドームのデザインは男性向けのものが圧倒的に多い)といったところなどから、この商品の税金を含めた利益の10%は、米国の低所得女性のリプロダクティブ・ヘルスや家族計画をサポートする団体への寄付につかうということ。

なんと同世代。素敵すぎる…尊敬…


自分よりももっと最高に紹介くださっているnoteがあるのでご紹介します。


Shame-Freeになる。恥ずかしがらないで最初の一言。

ということで、これを手に入れようと思ったのですが、よくよく考えたら、自分からコンドームを買ったことはない。ドキドキしながらも調べてみたら日本国内ではなんと在庫切れ。ということは、思い当たるのは、当時アメリカに留学していた彼に買ってきてもらうようにお願いすること。

この時、自分がとても躊躇い、緊張していることに気づきました。でも、よくよく考えてみたら、自分の身体を守るものであって、今よりもより良いものに変えたいという提案だから、恥ずかしがっている場合か?と思えたのでした。そこで、自分の背中を押してもらえるよう、以下の記事とともに彼に買ってきてもらえないか相談。

自分の身体を大事にしたい、と伝え、アメリカではドラッグストアやスーパーで販売していることが多いとのことだったので、もし見つけられたらでいいから~とお願いすることができました。彼からのお返事は快諾。急にどうしたの、とか、なんで、みたいな質問がなく、探してみるねー、と簡潔にリアクションいただきました。自分はいったい何を恥らっていたんだろう。


他のコンドームと変わらない

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彼が帰国。買ってきてくれました。ありがたいことに、薬局に探しに行くのは時間がなかったのか?ネットで買ってくれたそうです。使ってみた感想は別に他のコンドームと別に変わりないこと。

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認証マーク初めて見るものもいくつか。包装の箱も80%リサイクルの紙でできているみたいですね。

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中身を取り出すと箱と同じイラストがパッケージで、ポーチとかに入れてても違和感ないですね、これ。

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使用期限も個別に明記。EXP=Expiresなので、上の画像のは2023年4月が期限です。

せっかく選ぶコンドームなら、使い勝手も変わらないし、こうしてベターなものを選んでいきたいなと思うのでした。


「性」の話に恥じらいや話しづらさは抱かなくていい

今回、エシカルなコンドームを見つけたことだけではなく、気づけたことが、これでした。自分は結構オープンなほうだと思っていましたが、性の話になると自分の意志を抑えているものが全然まだまだあったように思います。さらに日本は「悟って」文化なので、性と関わるところに関しては尚更そうしたことからコミュニケーションがうまくとれずぶつかり合うか片方がどんどん落ち込んでいくか、みたいなことがあるのかな、と。

ちょうど、最近以下ブログ記事がTwitterで話題になりましたが、自分も真似をするかどうか、は別にして、自分の心のうちにしまってため込む気持ちがあるのであれば言葉にして伝える、ということは大事で、それは性の話でももちろんなのだ、と思うのでした。

良い気付きのきっかけでした。



これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


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