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収集癖のあった私が、実家を出て移住する時に徹底的に断捨離をして段ボール10箱だけにしたときの記録(#LessIsNow 2020年9月編)

2020年9月、28年過ごした実家を出て鹿児島に移住、初の本格的な一人暮らしを始めるにあたり、「実家を空っぽにする」「あつ森の動物たちみたいに段ボール10箱だけで引っ越す」と決め、実家から持っていくものを減らすべく、引っ越しをする25日前から1日1カテゴリーずつ断捨離か整理をするチャレンジをしていました。当時は毎日Facebookに投稿していたのですが、noteにまとめてみようと思います。

ただの自分の記録のまとめnote的な感じなので、「なるほど、こういうカテゴリー分けをして断捨離していくのもありだなあ」「1日に一気には無理だからこうして少しずつやっていけばいいのかあ」「あーこの整理大変なのわかる~」みたいな感じで、参考程度に読んでいただけたらいいのかなと思います。というか、誰かの参考になれていたら心底嬉しいです。

目次
■引っ越し25日前~断捨離したものの紹介
■断捨離前・中にある意味自分を「洗脳」させた(背中を押してくれた)ものたちの紹介

ちなみに「価格100円」になっているのは、ちょっとした遊び兼実験です。普通に全文無料で読めるので、無視していただいて大丈夫です(笑)。読み終わったあとに「こいつ面白いな」「これ参考にして断捨離できた!」とかありましたら(←)、noteの購入機能を使っていただき、投げ銭的に100円送っていただけたら、励みになります、みたいな感じです!笑

(いろんな人に譲るときに主にメルカリを使ったのですが、数学が苦手な自分、送料の計算間違えて自分から手出ししたものが結構あったので、その送料分まかなえたらすごいな、なんて思っていたりします…笑)

■引っ越し25日前~断捨離したものの紹介

【Day25】自分の名刺
スタートは一番手放しやすい自分の名刺から。というか、武装強化を目指していた当時の自分、色々持ちすぎていた&最近はオンラインで会うばかりで活用する機会がないことに気づき、手放すことに。大学の時に作った名刺もなぜ取っておいているのかわからず、記念に全て1枚だけ保管し、あとは1種類&業務委託受けているところのみに残し、廃棄しました。

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【Day24】DVD
ダンスが趣味の自分。今まで出たダンススタジオの発表会やイベントのDVDを全部買っていたのですが、無印良品のファイルにファイリングして、ケースは全てメルカリで手放しました。写真の通りで、並べてみるとかなりケースがスペースをとっていることに気づきました。

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【Day23】カード類

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クレカ、銀行のカード、ポイントカード、スタンプカード、諸々、95枚ありました。診察券系はどうやらもう通ってなくても将来障害年金受給をすることになったりした時必要らしいく、その束とは別に25枚に減らすことができました。診察券の束見て思ったけど、私、病院行き過ぎですね。笑

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25枚の内訳は、銀行系5枚、クレカ4枚、ANAJALマイレージカード、資格6枚(救命救急とか小学校英語指導資格とか小学校ダンス指導資格とか)、残りは使うお店のポイントカード系。スマホに移行してるからカードそのものは廃棄したいのだけれど、出来るのだろうか…
※鹿児島に来てからこれがまたスタンプカードが増えるわけですが、また断捨離をしたので機会があるときにnoteにまとめます…

【Day22】名刺

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自分の名刺の次は、交換させていただいた方のもの。学生時代から、お会いしたほとんどの方にFacebook申請させていただいており、名刺を見返す機会がない、ということと、結構な方がお仕事を変えられている(笑)ということで、10枚だけ残し、あとは気をつけて廃棄しました。

【Day21】幼小の教員免許をとったときの教科書とノート
教員免許を取った人ならわかる、この大量のアナログ界による紙!(笑)未記入の教科書は19年の年末に大量に寄付したので、20年の断捨離のスタートは写真の通り記入済みの教科書とノートとプリント類から。

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ちなみに写真に写っているのは通信大学で小学校全科と幼稚園をとったときのもの。中高の教員免許をとったときの教科書とノートは写真を取り損ねました。なのでトータルはもっと多いです。

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最終的に、履修カルテ(捨てちゃダメ絶対)と教育実習のときの日誌と子どもたちからもらったお手紙、保育士試験受験のため特例に活かせる幼稚園関係の教科書を残して、後は全てサヨナラしました。

【Day20】CD
有名なアーティストのCDは19年までに全部売ったりしていたので、「これなんだっけ?」のまま放置していた写真のこの量からスタート。

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最終的に、アーティストさんからサインをもらったアルバムと、自分が振り付けを担当したアイドルのCDの2枚のみ残して残りは全部手放しました。ケースはメルカリで必要な方にお譲りしました。
当時はコロナで受付停止していましたがCDの処分としてはここが気になっていました。

【Day19】ダンスの衣装や装飾・小道具
ダンスが趣味の自分。日本に帰国した大学~今までの衣装の蓄積がすごかったので(しかもシアター系のダンスばかりだったのでハロウィンでくらいしか着ないw)、メルカリで売り、市民ミュージカル団体に寄付し、それでも残ったものはH&Mの当時やっていたGarment Collectingという布回収に出しました。見事に、衣装ケースが空っぽになりました。

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【Day18】本
サイン付きの本4冊と、当時読んでいたビジネス書1冊、メルカリ出品中の新書1冊の6冊に減らしました。メルカリは本も売れるのだなぁと感動しました。地元の図書館は自分の本棚。住民税払ってるんだ、活用せねば。笑

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【Day17】医療関係の書類の整理デー
確定申告時の医療費控除もやってる関係で保険関係の書類を5年の期間ちゃんと保管するべく、何年のものでいつになったら廃棄できるかを使わない付箋に書いてまとめる作業をしました。こうやって袋ごとにまとめるとそれ以降も袋にまとめる癖がつきやすいです。テンション上げるためにハートの付箋にしました。

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【Day16】昔の携帯たちとポケットWifi
携帯ショップでやっているリサイクルプロジェクトで引き取ってくださるので持っていったら充電コードごと引き取ってくださいました。

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【Day15】Tシャツ
おそらく今まで手に入れた数、累計50枚以上。ダンスをやっているとチームTシャツ、発表会Tシャツなど、溜まるたまる。他にも学生団体やプログラム参加の時にもらうTシャツもあり、「本番」以降は「部屋着」になる服が50着もあるっておかしいなとやっと気づきました←。こうしたTシャツもメルカリで普通に売れるので売って(これが300-500円送料込みだとすぐハケます)、なかなか売れないものや自分の名前が入っているものなど15枚は写真の通りラグを作り、部屋着などとして引き続き活用するのは3枚に残しました。

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【Day14】舞台のチラシとチケットとプログラム、美術館のチラシとチケット、諸々鑑賞系書類
2012年ごろから記念として集め始め…紙袋2つ分溜まってました。いかに自分が「思い出」を捨てられないかを痛感しました(笑)友達の舞台やライブ、劇団四季やシルクドゥソレイユ、自分自身が出た舞台や発表会…パンフレット2冊を除いて、写真撮影をして全て手放しました。今後は鑑賞時はポスターの前でせるふぃーを撮るだけで満足するようにします。笑

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【Day13】アクセサリー類
高校生時代にアメリカのクレアーズで「Buy2Get1Free」に魅了され買いまくったピアス、国際宝飾展の通訳時に衝動買いした指輪。子供と関わる仕事をすると、全く身につける機会ございません!_(:3」z)_そして、子どもと関わらなくなった今も、着けようとも思わないようになってしまいました。笑
ということで、自分が普段使う用としてはピアスは今身につけているもののみ、指輪は2つ、ネックレスは1つにダイエット完了。

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母から受け継がれたアクセや、通訳させていただいたイタリアンカメオとサンゴのアクセは冠婚葬祭用としてとっておき、ジュエリーボックスも2つ手放し、いらないケースも捨てて、引き出しいっぱいだったのがとてもスリム化できました。

【Day12】靴
調べてみると、一人暮らしの60%が1-10足、35%が11-30足持っているというリサーチをみたり、6足とブログなどに書いているミニマリストさんを複数人見たので←、私も12足→5足+ダンスシューズ2足に減らしまし。5足は売ったり寄付しました。メルカリで靴を売ったら「うちの娘にぴったりでした!ありがとうございました!」ときて、自分の足が小さいことを再認識しました。

【Day11】ポスター系
ミュシャが好きすぎてカレンダーの切り抜きを集めまくってたので、うち25枚を手放しまして、40枚→13枚になりました。ミュシャだけでなく、ジャニーズ系や二次元系なものもメルカリにて。←

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この後さらに引き取ってくださる方が出てきたので、今の鹿児島の家に貼っているミュシャの画は3枚のみです。

【Day10】プログラム参加記念グッズ
いろいろなプログラムに参加していた自分。Tシャツに限らず、色々なものをもらったり購入したりしていました。メッセージなどを書いていただいた色紙や実用性のあるペンなどを除いて写真の通り手放しました。

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【Day9】お菓子缶と紙袋
思い出のチケット類やらアクセやらを手放して空になった缶、ブランドの紙袋やショップ袋…これもメルカリさんにお世話になりました!売れるんだこれが!そして、ブランドものじゃないけど「いつか使えそう」で取っといてしまう紙袋は引きずる気持ちを捨てて←発送の梱包にリユース。残るは写真の通り。「いつか使うかも」がどれだけ部屋のスペースを取っていたかがわかってよかったです。紙袋だけに限らないですけど!

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【Day8】自分が載ってる冊子
武装強化を目指していた自分、色々なメディアに載る実績を得ることに必死でした。そしてそれをなぜか各3〜5冊保管していたので、棚一列いっぱい。全部1冊ずつにしたらかなりスリム化できました。ちなみに、自分が表紙になった学部パンフは引き続き3冊キープ。笑

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【Day7】日記と手帳
アメリカに渡米してからつけはじめた日記、社会人になってその日の出来事を手帳に短く書き込むようになって、最近はインスタに投稿するようになって。写真の通り16年で32冊。

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同じ箱に小学生時代の交換ノートも2冊見つけてにやにや。◯◯ちゃんは●●くんが好きとか書いてある。今書いている日記(もはや1年に2回くらいしか書かない)と発掘したプロフィール帳だけ残すことにしました。SNSが生まれる前は、これで私たちは「繋がって」たんだなあ、と。

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【Day6】鞄
所持数は一人平均10〜30個らしいです。ミニマリストさんは4〜8個の人が。オープンキャンパスのときにもらえるA4サイズが入るものや謎に沢山あるショッピングバッグも含めて30個以上だったのを、12個に減らしました。

【Day5】語学系のもの
辞書、小学校英語指導資格を取るために通ったAEONのテキスト、英文法の教科書とプリントの山、大量の単語ノート。いつかもう一度英語を勉強しなおすんだ!中高の英語の先生になったら使うんだ!って言ってやってないので手放す。そして少しだけ頑張ったイタリア語は、ちょっとまた頑張りたいので3冊だけキープ。笑 アメリカ行ったばかりの時に愛用していたジュニア辞典はシッターをしていた時のお子さんたちに譲りました。「かなさんの血と汗と涙が染み込んだ辞書よ!」とご家族で感動…笑 今も使ってくれています。

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【Day4】書類
日記や手紙や語学系や舞台のチラシやプログラム参加時の書類、大学時代、高校&補習校のノートやプリント、就活時の書類に、中高教免を取ったときの色々。すごい勉強している昔の私に自己肯定感を高めながら容赦なく手放しました。あ、いや、少し写真撮りました。笑

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【Day3】アートやデザインを頑張っていた頃の自分
まだ使える画材やスケッチブックは、使いかけでもメルカリで普通に売れるので使ってくださる方にお譲りし、自分の作品は写真を撮って手放していきました。猛勉強したときのスケッチブックだけキープしました。
IB(国際バカロレア)のArtを履修していたからとにかく描くわ作るわで作品数と練習画の数が多かった。それが全部入ったとても大きなポートフォリオバックを空っぽにしました。

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【Day2】服を寄付
メルカリでも売れない→古着屋でも買い取ってくれない→余った服を「古着でワクチン」さんに送りました。

19年末に「ジャパンSDGsアワード」特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞したところです。3300円払ってキットを取り寄せ、使わない衣類や靴や服飾雑貨を詰め込み、送る。かなり袋のサイズが大きいのですごい量が入る。(Tシャツ100枚、25kgが入るサイズ)衣類の再活用だけでなく、仕分けから活用までの作業で国内外で雇用創出もし、一口5人分のポリオワクチンを開発途上国に送ることができます。接種のために医療従事者が必要な注射タイプではなく経口タイプの生ワクチンなので限られた地域にしか届けられないワクチンじゃないのが良いところ。19年の断捨離でも活用させていただき、今回2回目の利用。頻繁に使いたくないけど、おすすめの仕組み。笑

【Day1】雑貨の寄付
古着でワクチンに続き、こちらも一箱につき一人分のワクチンが開発途上国に届けられる仕組み。

3辺合計120cm以下は2100円、160cm以下は2600円支払って、自分で箱を用意して届いた伝票を貼って送ります。プラス1000円払えば供養もしてくれます。こちらも頻繁には使いたくないですがおすすめの仕組みです。



結果。

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無事目標の「段ボール10箱」に収まり、鹿児島に引っ越しました!

ドライフラワーの写真は、最後結局荷物に入りきらず、実家に置いていった唯一の物です。

20年9月末に引っ越して8か月経って、物が増えたり減ったりしたので、また少しだけ断捨離というか整理をしたので、機会があったら続編としてnoteにまとめようと思います。


補足:メルカリってすごい

何度も25日間の間に出てきた「メルカリ」ですが、本当にこれがすごい。あまり売上を意識せず、手放すことを目的として送料が最低限もらえればいいという意識で使うと、どんどん引き取り先が見つかっていきます。

今は、いつ売れても手放せるなーと思う物をほとんどすべて出品しています。自分が持っている物のリスト機能も果たせています。

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PayPayフリマも2021年4月から始めましたが、ユーザー数が圧倒的にメルカリの方が多いのか、手数料はメルカリの方が高いものの、すぐ手放せるという意味では自分はメルカリ派だなあと思うのです。

ということでメルカリ招待コードは【GFKYWB】です。笑


■断捨離前・中にある意味自分を「洗脳」させた(背中を押してくれた)ものたちの紹介

自分が持っているもの、部屋にあるものを減らさなくては、と思っても、なかなか腰が重くて上がらない。自分もずっとそうでした。環境問題に小学校の頃から興味関心があったにもかかわらず、前述のように25日間必死に断捨離をしないといけないほどにものがあり、溜まっていました。

そういう時って、自分の意志がやっぱり足りないと思っていて。「背中を押してくれる衝撃的なもの」「動こうと思わせてくれるもの」「背中を押し続けてくれる継続的なもの」の3つが自分には必要だと思ったわけです。

「背中を押してくれる衝撃的なもの」としては、服などファッション製品を買うことを見直させる「ザ・トゥルー・コスト」、プラスチック製品などについて考えさせられる「プラスチックの海」「チェーシング・コラル」などがあります。環境問題系のドキュメンタリーです。高校で学校の授業で観たアルゴアの「不都合の真実」などもそう。

そして「背中を押し続けてくれる継続的なもの」に移行する間に観た「動こうと思わせてくれるもの」として、「ミニマリズム」(2021年1月に続編「レスイズナウ」も出しているのでこちらも併せて是非)。

これらの映画を観て、よし、やるぞ、と思ったところで、「背中を押し続けてくれる継続的なもの」として、ノウハウ系の物としてみたのがこんまり「TINY HOUSE NATION」「Get Organized with The Home Edit」。自分と同じように断捨離に苦戦する方たち、そしてその方たちにアドバイスをする人たちの話を横流しに聞きながら断捨離の作業をしていくのです…!

ある程度断捨離ができたら、わずかながら溜まったメルカリの売り上げでメルペイでお菓子を買って自分にご褒美。この繰り返し。笑

でも、こうして自分にとって必要なものを真剣に見直す経験を一度すると、ほぼ1年経った今も、そもそも買うときに「これって必要かな」と考え、家にある物をふと見て「これ、1年触ってないな」と気付いたりすることがあり、メルカリにいつでも売れるように販売=手放しスタンバイできているものが増えてきます。

また1年経って、さらに物を減らしたりもできているので、それはまた機会があったらまとめてみようと思います。


今日はここまでです。


あ、ということで、実験的に設定してみた「価格100円」、面白いとか、参考になったとか、思った方がいたら、是非投げ銭的に購入いただけると嬉しいです。購入しても、その先に文章はないので、このまま読み終えた方は画面を閉じていただいても大丈夫です。あ、「スキ」だけいただけると嬉しいです。笑

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