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本当の自分

きゃらをのnoteは大いに繁盛した
ちゃりんちゃりんちゃりんと
投げ銭の音は止まらず

有料記事を書けば売れた。
ついにアニメ化が決定して
原作者であるきゃらをは
インタビューを受ける羽目になる

だから困ったのである

こっちの頭髪は
真ん中はだいぶもっていかれている
それに、最近では2足歩行もままならず
近い将来4足歩行を目指すことでしか
自力での移動は困難になりつつある

メディア露出としては禍々しい

するとお茶目なアニメだけに
こんなやつが原作者かよ
と嘆かれることをきゃらをは危惧し
影武者を立てることにしたのである

そもそも一人できゃらをを回すのに
限界も感じていたので
スタジオきゃらをとして
仲間を募集することにしたのであった

アニメ化が決定した時点で
マネージャーはいたので
マネージャーに募集の類は一切を任せた

結構予算をかけたので
そこそこの人数が集まり
まずマネージャーが1次面接をしてくれて
きゃらをが最終面接を担当する

1人目の面接がはじまる

『マネージャー・・ちょっといいかな』
「なんです?今のきゃらをさんと
 クリソツじゃないですか」
『あのさ、クリソツだったら俺でいい!』

「どうも、きゃらをでーす」

いや、名乗るな!
きゃらをになるかどうかは
これからのことだ。
そして、お前には名乗らせたくねー!

一通り自己紹介してもらったが
会話が円滑に運ぶことはなかった
お引き取り願おうとすると

「コサックダンスはみないんですか?」

コサックダンスはみない。

そんな特技があるようには見えないが
恐らくアニメの原作者に
コサックダンスの技能は必要ない

2人目の面接がはじまる

覇気がない!
『どちらからお越しになりました?』
「河川敷です。炊き出しがあるので
 早くしてもらっていいですか?」

なんたる強気!!
そもそもそれならば何故ここに来た
物事の優先順位を考えれない人はいる
そういう人は天才肌に多い

しかし、1人目しかりこいつらは
何故青パン1枚でくる!!

「キノコ類は覚えました」
なにが?どういうこと??
食べれるキノコかどうかの見極めが
うまくなったということか?

「マリオもできます」
いや、アニメはきゃらをの大冒険だ。
マリオが出てきたら
互角な戦いを演じるまでもなく
任天堂につぶされる

『マネージャー、ダメだろう。次いる?』

3人目の面接がはじまる

My name is Karao.

だめだ。WHYしか返せない

4人目の面接がはじまる

「殺しますかな?」
いや、殺さないでいただきたい
『志望動機はなんですか?』
「殺意です」

そんな志望動機なら聞いたことはなかった
今面接のこの場において考える事は
どう事件にならずにお帰りいただくかだ

5人目の面接はじまる

5人目にもなるとさすがに
驚きにに対する抗体は出来ている
つもりであった・・・・が
しかしこのnoterは人が想像しうる
限界を平気で超えてくる。

「ブロッきャリーです」
ブロッコリーにきゃらをの「き」だけ
被せてきた。

きゃらをでなければ困る
だけど「きゃらをの冒険」より
ブロッきャリーの冒険の方がバズりそうだ

そんな誘惑に負けそうになることはなかった

面接を終えたその夜
不思議なメンバーに刺激をうけたのか
きゃらをの思考に変化はあった

これ、ありなんじゃないか?
そう思うと必然だったように思えてもくる

そう。きゃらをも存外頭が悪い
結局彼ら全てを採用する

きゃらをと代表作のご紹介

きゃらをA

負けてこそ咲く花
ありがとう

きゃらをB

覚悟が必要な瞬間
骨太

きゃらをC

大喜利傑作選
イラストでひとこと

きゃらをD

ロボ子
鬼ヶ島リターンズ

ブロッきャリー

思春期の娘
週刊ゴリラ

もともとのきゃらを

自己紹介ーゴリラの流儀

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