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24歳、最後のひとり旅(フィンランド / エストニア旅行記 その1)


工業高校を卒業し、18歳から働いている私は長期休みとは無縁だった。振り返れば中・高の休みは部活三昧。前の会社も休日出勤有り。今の会社もお盆休みは設けていない(休みたかったら有給使ってね、というスタンス)。

初めてのひとり海外旅行。9泊11日。今までは土日・祝日をつなげて長旅をすることはあったけど、今回は自分で休みと行き先を選択した。だからこそ自分で調べ、苦労しながらもたくさんのことを学んだ。結果的に最高の体験になった。

あとちょっとで25歳になる。このタイミングで行けて本当によかった。忘れないうちにnoteに記録して、自分の振り返りはもちろん、海外旅行に行く人の参考になればいいなと思います。



準備編

旅行準備をまとめました↓(9/1 追記)

役に立ったアプリ15選まとめました↓ (8/31 追記)


7月11日(出雲空港→羽田空港)

9時ごろに家を出る。かなり早めに出たので、ドラッグストアで濡れマスクとホットアイマスクを購入。これがのちのち、大正解だったということに気づく。

ドラッグストアを出たとき、スマホストラップを家に忘れたことに気づく。家に帰っても間に合う時間ではあったので、取りに帰った。が、これはのちのち、意外と不要だということに気づく。

昼過ぎに羽田に着く。初めての第3ターミナル。久しぶりの国際線。これこれ〜!とハイテンション。冷静になってJAL ABC Wi-Fiを取りに行く。トランジット約7時間。すぐに暇になる。意外と第3ターミナルはコンパクト。近くのZepp Hanedaというライブハウスで好きなバンドがライブをしていたので行きかけたが、ソールドアウトゆえ、チケット詐欺が横行していたので『クソ客しかおらんやんけ…』と唾を吐きながら保安検査場に向かった。

長袖に着替る。空のペットボトルに水を汲む。酔い止めを飲む。メガネ、コンタクト、歯磨きセット、濡れマスク、ホットアイマスクを小さいカバンに入れ替える。いよいよ旅立つ。

リュックひとつで初めての1人海外旅行。不安がないかと言われたら嘘になる。英語できないし、英語できないし、英語できないし。でもいつも旅しているときのように『まあなんとかなるだろう』という根拠のない自信が私を支えるしかなかった。

飛行機に搭乗し、指定されていた真んなかの通路側の席に座る。ラッキーなことに隣もその隣も空席だったので、三列を独占。機内食を食べ終わったあと、速攻で横に倒れて就寝。そういえば、新潟の道の駅で車中泊をしたときと同じ体勢じゃないか。けっこう好きなんだよなあ、この体勢。旅が始まるなあとしみじみ感じる。国際線の飛行機は案外揺れないので、心地よく寝ることができた。


7月12日(ヘルシンキ・ヴァンター空港→ヘルシンキ)

午前4時にヘルシンキ・ヴァンター空港に着く。明るい。

北極地点を通過したので、記念の紙をもらった。こういうのちょっとうれしい。

とりあえず予約していたヘルシンキカードという、観光パスを取りに行く。到着ロビーで受け取れると案内があったが、どこかにあるか見つからない。インフォメーションすら見つからず、最初から心が折れかけた。いま思えば心が折れるのが早すぎると思うが、ひとりゆえ、異国の地。まあかわいいトラブルだろう。やっとインフォメーションが見つかり、すぐ近くに引換所があった。

まさかのここ!笑

引き換えたところで早速電車に乗ってヘルシンキ中央駅へ。

ヘルシンキカードは、電車、トラム、バスなどの公共交通機関の乗り放題に加えて、美術館などの施設にも無料になったり、レストランなどで割引が受けれる。24時間、48時間、72時間と3つの券から選べ、私は48時間のカードを購入。


ヘルシンキ大聖堂

色々と行く予定なので、まあ元は取れるだろうと思っていたが、またすぐにトラブルが発生し、元を取ることはできなかった。


その2はこちら↓


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