会社の同期が熱帯魚を飼い始めたとのことで、最近の昼食時はペットの話題でもちきりだ。

様々な種類の生き物を検討した結果、匂いや騒音などもろもろの理由で魚類に行き着いたらしい。

色んな候補の生態知識を蓄えた同期の話は面白く聴かせていただいていたのだけど、
「自分がもしペット飼ってみるんだったら何がいい？」
と今日訊かれて、

「こんなけ楽しく話を聴いといてなんなんだけど、おれあんまり生き物好きじゃないんだよね…(暗黒微笑)」

と、ついにカミングアウトした。

血も涙もない人間なので、犬も猫もあんまり好きじゃないんだよね…。
画像見てかわいい、みたいな気持ちはあるんだけど、生物として相対すると、「生きてる…こわい…」みたいな感想が先立つ。

たぶん小さい頃から家でペット的な何かを一切飼ったことがないのが最大の理由だとは思う。
単純に経験不足ってだけの話だと、自分には言い聞かせている。

ただやはり世間では「犬派？猫派？」という会話が大々的に展開していたりして、少し言い出しにくかったりする。無党派層ですまん…。

外で散歩しているヨソの柴犬を「カワイイー！」と半狂乱で叫ぶ友達と同じ温度感では叫べないし、少し感情を盛って「かわいいね〜」と申し訳程度に付け足したりする。
先日流れでフクロウカフェというものに行ってみたりしたこともあるが、最初こそ珍しさに盛り上がったが、正直触れ合い時間が長くて途中からやや時間を持て余し気味だったことも合わせてここに告白する。

これ、突き詰めて考えると、自分が予期しない動きをする他者への耐性がない、って話かもしれないので、新しい人との出会いが苦手、他人との生活が苦手、って話かもしれない、恐ろしい、となってきたので、深く考えるのはやめた。

いやいや、大丈夫大丈夫、人類みな兄弟ってゆーか？
おれらズッ友ぢゃん？
つーかまぢ一期一会だし。大丈夫大丈夫。

これからも不都合な真実には目をつむりつつ、曖昧に微笑んでいきたい。

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