昨日、60回目の誕生日を迎えて、ぐるっと人生一周いたしました…パチパチパチ（祝！　世間的に高齢者）　横浜に行ったのですが、くるくるしてるものや、年輪を感じるものに、ついつい関心が向きました。

左《FFIGURATI #323》2020年　／　右《無題》2020年
大山エンリコイサム

神奈川県民ホールギャラリーで開催している『大山エンリコイサム展　夜行雲』では、もうグルグルの作品が目白押し。＊特設サイトはこちら
と言っても、広い会場に数点作品が置いてあるだけ。スペース一杯の「空（間）」にむくむくと雲がわいてくるようなイメージですかね。いつの間にやら無言でじっくりと見つめ続けてしまいました。

《Cross Section / Nocitlucent cloud #1, #2,#3》2020年

先ほどの”メイン会場”前の展示がこちら。黒い板？を単純に積み上げたフォルムですが、ある方向から眺めると年輪が浮かんで見えます。歳月を重ねた年寄りの人生のように感じてしまいました。積み重ねたものはすごい重厚ななんですが、いまにも崩れそうに迫ってくるというのが、何ともそれらしいなぁと。

そんなこんなで、腹ごしらえに（なぜか横浜で）お好み焼きを食したんですが、ここにもグルグルがぁ…。人生一回りしたせいか、アート作品をみても、食事の場面でも、妙なところが気になる一日でした(笑)
＊トップの画像は
『モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー』最上壽之（もがみひさゆき）作