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「疲れた、しんどい」と言っていいのは、どこから?

最近、からだが重い。
なかなか疲れがとれない。
朝、ベッドの中から出られない。

そんなとき、

「今日は体調が悪いので。」

と伝えて、
仕事量をセーブしたり
夕飯の支度を家族に頼んだりいいのは、
どこからか。

答え。

自分が休みたいときと思ったとき。


ご飯作らなきゃ、
洗濯しなきゃと気持ちは走るけれど
からだのモチベーションが
上がってこないときや、

今日の予定を確認しながら
頭を仕事モードに切り替えても
からだがぼーっとしたまま乗ってこないとき。
からだが同じ方向を向くことを
拒否していると感じたとき。


自分のからだが
頭の中のスピードに追いついていけないような
もどかしさを感じたとき。


こんなときは
自分の許容範囲を超えていないか
からだの状態を確認するときかもしれない。


「しんどい」は目にみえないものだから。


「しんどい」「疲れた」は、
目に見えないものだから
自分の主観で判断するしかない。

それだけに、
自分のからだのことを
ちゃんと伝えられなかったら
誰にもわかってもらえない。


ためらってしまうのは。



SNSで
「今日もがんばるぞー!」
と子育てママが
家事のルーティンを全力でこなしている動画を観てしまうと、

こんなにたくさんの家事を毎日こなしている人がいるのに、
私はこれくらいで休んでちゃいけないのではないか。

あるいは、

この疲れはすぐに取れるとは思えない。
今日1日だけ休んだところで、私のからだは変わらない。

そんなことを言っていたら何もできなくなる。

そう思いながら迷ってしまうときは、

基準を探して答えを出そうとしているとき。


比べたあの人は
もともと体力がある人かもしれない。

仕事が楽しくて
軌道に乗っているときかもしれない。

ひょっとしたら
目にした部分は元気だけれど、
見えないところでは
十分に休養をとりながら
実はゆったりペースで取り組んでいるかも
しれない。


自分のペースを尊重することで、得られるものがある。


しんどいと思うのも
やるべきことに没頭するのも
自分の自由。

ペース配分を考えるのも
自分のからだの緊急事態を感じ取るのも
自分の自由。

自分の持っているリズムやペースを
尊重することで
ストレスが軽減され、
いつものパフォーマンスを引き出せる。

結果的には
自分のためにも、周りにとっても
プラスの方向へ
向かっていけるんじゃないか。


他人は他人、私は私。


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