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壁は竹を使った伝統的な巻物~中国パビリオン~

日本から近い中国といえば、愛くるしいパンダを連想する人も多いでしょう。

中国が2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンは、パンダも好きな竹を用いて、伝統的な巻物で壁を形作ります。

テーマは「自然と共に生きるコミュニティーの構築―グリーン未来社会」。パビリオンでは自然と調和が取れた中で共存するという理念を表現するそうです。

中国の担当者は「パビリオン出展を通じ、文化や経済、貿易などの分野で日本や世界各国との交流をさらに進めたい」と話しています。(河)

2月2日には起工式が開かれました。

中国国際貿易促進委員会の任鴻斌(れんほんびん会長は「起工式が盛大に行われたことは、万博の重要な一歩を象徴している。パビリオンが最も輝かしい中国の名刺になるよう努力する」と話し、中国政府として万博を重要視している姿勢を示しました。

起工式は、一般的には盛り上がった砂に鍬を入れますが、中国はひと味違います。「礎石」と呼ばれる石に建物の名前などを彫り、砂をかけるのです。今回は「中国館」などと金色で書かれた大理石に、スコップで砂をかけていました。

日本国際博覧会協会提供

中国の会場は、会場全体を円周2キロにわたって取り囲むの木造の巨大屋根(リング)の中央付近で、敷地面積は約3500平方メートル。万博では最大規模だということです。1年後の完成予定となっています。(中)

イメージ図は中国国際貿易促進委員会 (CCPIT)の提供

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