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ぐっと堪えて、見守ろう

僕の息子は少年サッカー部に入っている。

初めて1年半ぐらい。

周りの子と比べて、特段上手いわけでもない。

むしろ、そんなにガツガツしてなくて周りの子よりも控えめだ。

親心としては、練習や試合を見ながらも
「もっとアピールしろ!」とか
「ちゃんとやれ!」とか
「そこはこうしろ!」とか
「やる気出せ!」とか
ついつい色んなことに口を出したくなる。

その度に「危ない、危ない」と自分にブレーキをかける。

それは息子自身が
自分で壁にぶつかって、挫折して、気付いて、考えて、クリアすることだからだ。

何よりも、本人が「サッカーが楽しい」と言って取り組んでいるのだからそれ以上のことはないはずだ。

息子に「どうしたらいいかアドバイスがほしい」と言われたわけでもないし。

子供は親の期待に応える為に生きているのではなくて、自分の人生を生きている。

親の一方的な期待で「ああしろ、こうしろ」と指示を出すのはおかしい。

大事なのは
サッカーが上手い小学生を目指すことより、これから訪れるであろう困難を自分で乗り越えられる人間になることだ。

親があれこれと手を出し口を出すのは「本人を信じていない」ことと同じだ。

でも、ちょっと油断すれば「心配だから」と言って口出ししたくなってしまう。

息子の成長を、親が邪魔しちゃいけない。

ぐっと堪えて、見守ろう。

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