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日本教育が変化しなかった理由を本質論から考えてみた

日本教育が変われなかった理由を

教育において本質を見抜くことはなぜ大切なのか?

という切り口から考えていきます。

ここでの本質は
「普遍的で変わらないこと」
だと考えてください。

いきなり結論ですが、本質を見抜く目的は

変化し続ける

ためです。

本質がないと
何を基準に考えればいいのか
分からなくなります。

つまり、
考えることを避けて
変化できなくなる。

これは日本教育で
如実に目立ってきました。

「時代が変わっても教育が変わっていない」
という意見は、様々な教育者始め、社会を変えようとする人たちが議論しています。

で、

日本の教育が変われなかった原因の1つが
教育の本質を見抜けていなかったから
です。

本質があれば、
本質を軸に考え、
時代の変化と共に具体に落とすことができます。

<本質を見抜けている>

(本質を見抜き、時代に合わせて具体に落とす)


<本質を見抜けていない>

(具体だけで考えると変化できない)


逆に上記のように、
本質を見抜けていないと、時代に対応できる具体案も出てきません。
(ある期間に考えた具体案だけが残ってしまいます)

だから、
日本教育は変化せず、従来の形を残してきてしまったのです。

本質とは
普遍的に変わらないモノ

なんですが、

私たちが変わるためには
変わらない本質を味方につける必要があります。

変わらないモノがあるから
変わっていけるのです。

例えば、
教育者の苫野一徳さんは著書(「どのような教育がよい教育か」)の中で

教育とは全ての人の自由の実質化を促進しているかどうかが大切

だと書かれています。

この意見が本当に正しいかどうかはおいていて
教育の本質に迫ろうとしています。

大切なのは、
こうした本質があれば、どんな時代であっても、
「全ての人の自由の実質化に繋がっているか?」を軸に教育がどうあるべきかを考えられるということです。

時代は変化するので、
自由を実質化する方法も変わってきます。

最後にまとめると
教育の本質を見抜くことが1番大切だと
いうことです。

私たちは、
インターネット時代の教育、AI時代の教育など
特定の時代に対応する教育の姿を議論しがちです。(これも大切なこと)

ただし、
これからも時代は変わっていきます。

その変化にも対応していくには
本来、教育の目的とはなんなのか?を考えて、
本質を見抜く必要があります。

本日も最後までありがとうございました。

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